ここ10年以上、軽市場のトレンドは背が高くてスライドドアを持ったスーパーハイトワゴンである。ご存じの通りN-BOXが売れまくっているが、このカタチをトレンドにしたのはタントであった。でもどうしてタントは今厳しい状況なのか!?!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ、ダイハツ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ミラクルオープンドアの開放感は神レベル! それだけに気になる「内装の作り込み」……王者N-BOXと並べて見えた課題の全貌(24枚)画像ギャラリー偉大な先駆者タント、どうしちまったんだ……!
三菱トッポという今思えばスーパーハイトワゴンの走り的存在はいたものの、大ヒットとはならず。そこからしばらくたって2003年にダイハツが投入したのが初代タントであった。スライドドアこそ初代モデルはなかったものの、軽自動車とは思えない広すぎる車内など衝撃そのものであった。結果的に大ヒットとなり、そこからスズキ パレット(後のスペーシア)やN-BOXが誕生したのだった。
でも今やN-BOXやスペーシアといった後発モデルに遅れを取ってしまっている状況である。月によっては2位に躍り出ることもあるものの、市場を開拓した偉大なタントと考えるとなんとも寂しい限り……。
現行タントは2019年デビュー、ライバルたちはひと足先にフルモデルチェンジを果たしており、ちょっと古いというネガもある。とはいえマイナーチェンジなどで売れ線のタントカスタムをかなりイカつく仕立てるなど、ニーズに合わせたテコ入れもしているのだった。
個人的にはタントの走りはかなり好み。新開発のプラットフォームDNGAの採用で、先代モデルよりも走行性能は大幅にレベルアップ。デビュー当時に初めて乗った時は「あれ、ドイツ車か!? 」と思うほど道路に吸い付くような走りで衝撃だったほど。
やっぱり内装の質感がネックか?
とはいえ問題点もある。内装の質感である。当時のN-BOXと比べてもハードパッド満載で、グレードによっては内装にブルーを配色するなど、独自感もあったものの、安っぽさが目立っていたのだった。
当時のスペーシアもハードパッドが多かったモノの、スーツケースをイメージした内装ゆえ道具感があり「これはこれでアリ!!」と思ったほどで、タントは目立つ特徴があまりなかったのだ。
そしてライバル勢が新型に切り替わり、ソフトパッドは使うはフル液晶メーターは装備するわでタントの安っぽさがかなり目立つカタチに。
おそらくそう遠くない未来にフルモデルチェンジを行うはずだが、内装の質感アップは是が非でも実施して欲しい。
タントはミラクルオープンドアという他にない魅力の持ち主。開放感はもちろんベビーカーや大きな荷物の載せ下ろしはダントツの使いやすさ。その魅力を残しつつ、大幅進化に期待したい!!!!
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