ヴォクシーはなぜ指名買いされる? ノアより“ちょい悪”に見えるファミリーミニバンの魅力

ヴォクシーはなぜ指名買いされる? ノアより“ちょい悪”に見えるファミリーミニバンの魅力

 ノアとヴォクシーは兄弟車だ。基本性能や使い勝手はかなり近い。なのに「どうせ買うならヴォクシーがいい」と指名する人がいる。理由は明快。家族のためのミニバンなのに、乗る本人の気分まで上げてくれる“ちょい悪”感があるからだ。

文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部

【画像ギャラリー】LEDやブラック加飾少ないかもしれないけど……そもそもヴォクシーは改良前でも十分カッコいいぞ! (8枚)画像ギャラリー

家族車なのに生活感を薄める!! ヴォクシーの強い顔が効く

2026年5月にはフロントグリルの本体部分をブラック加飾に変更するなどのフロントまわりの意匠に若干の変更が施された
2026年5月にはフロントグリルの本体部分をブラック加飾に変更するなどのフロントまわりの意匠に若干の変更が施された

 ミニバン選びは現実との勝負だ。子どもの送迎、買い物、帰省、雨の日の乗り降り。両側スライドドアと3列シートが必要で、燃費も安全装備も妥協できない。そこでノア/ヴォクシーは強い。全長4695mm、全幅1730mm、全高1895mmというサイズは、存在感がありつつ日常でも扱いやすい。室内長2805mm、室内幅1470mm、室内高1405mmの空間も頼もしい。

 ただ、同じように使えるなら、最後は「どっちに乗りたいか」だ。ノアがやさしく親しみやすい雰囲気なら、ヴォクシーはもっと濃い。フロントまわりの押し出しが強く、エアロ感もある。黒っぽい服をさらっと着るような、ファミリーカーなのに少しだけ尖った空気。ここが指名買いの理由だ。

 家族のために選んだクルマでも、毎日ハンドルを握る人が気に入っていなければもったいない。ヴォクシーは実用一辺倒に見えない。スーパーの駐車場でも、週末のサービスエリアでも、ちょっとだけ自分のクルマとして誇れる。この小さな満足感、実はかなり大きい。

燃費も価格も現実派!! “見た目買い”を正当化できる中身

改良前でも十分存在感のある顔つきだ
改良前でも十分存在感のある顔つきだ

 見た目で選ぶと聞くと、少し贅沢に感じるかもしれない。だが現行ヴォクシーは中身もきっちり現実派だ。2026年5月の一部改良後はハイブリッド専用となり、S-G 2WDは375万1000円、S-Z 2WDは412万7200円。WLTCモード燃費はS-G 2WDが23.6km/L、S-Z 2WDが23.4km/Lと、迫力ある見た目から想像するよりずっと堅実だ。

 グレード選びでは、S-Gが実用派の本命。ヴォクシーらしいエアロスタイルを備えつつ、価格を抑えられる。7人乗りだけでなく8人乗りを選べる点も見逃せない。一方でS-Zは満足感重視。12.3インチTFTカラーメーターや快適温熱シート、リアオートエアコンなど、乗るたびにうれしい装備が増える。

 ノアでも用は足りる。そこは間違いない。でも、あえてヴォクシーを選ぶ人は、ただ移動できればいいとは思っていない。家族には広さと燃費と安心を、自分にはちょい悪な見た目と所有感を。実用と気分の両方を取りにいくなら、ヴォクシーはかなりいい最適解だ。

【画像ギャラリー】LEDやブラック加飾少ないかもしれないけど……そもそもヴォクシーは改良前でも十分カッコいいぞ! (8枚)画像ギャラリー

40秒で完了!グーネット買取のかんたん車査定 ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

パジェロシリーズついに復活!!「ベストカー 7月26日号発売!」

パジェロシリーズついに復活!!「ベストカー 7月26日号発売!」

ベストカー7.26号 定価 590円 (税込み) 暑い!あまりの暑さについにエアコンを解禁…