ディーラーの営業マンと忌憚のない意見のやりとりができるようになったら、いよいよ試乗に出かけよう。ディーラーで固定のルートはあるのだろうが、そこはあなたと営業マンの仲。理由を話して、ちょっと違うルートを走らせてもらおう!!
※本稿は2026年6月のものです
文:徳田悠眞(ゼミッタ)/写真:AdobeStock(トップ画像=naka@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2026年7月10日号
綺麗かつ整った路面はスルー! 試乗は荒れている道を走れ
今時のクルマはよほどの事がない限り、致命的な欠点など出てこない。だから、担当者と気が合うことを確認し、今後のお付き合いも問題なさそうとなれば、ハンコを押すことが決定したようなもの。
しかし、乗り味は絶対に確かめるべきだ。まずは乗り心地であり、長時間乗っていても疲れなさそうか、段差を越えた時の動きが嫌じゃないかなど、本当に普通の感覚でチェックする。
端的に言えば、自分に合うかどうかを見極めるだけなので、「何製のダンパーを使っているか」や「ボディ剛性が」といった専門的な見方はぶっちゃけいらない。
“硬い or 柔らかい、酔いやすい or 酔わない”といった一般的な基準だけで充分だろう。ただし、綺麗な舗装路だけを走っていてもよし悪しは区別できない。素直に理由を伝えて、少しでもいいのでガタガタ道を走っておくことをおススメする。
多目的車の場合は必見! 使い勝手を隅々までチェック!!

スポーツカーは走りがよければ100点だが、街乗り中心の多目的車はそう言っていられない。しかも、使い勝手は実車じゃないとわからないことだらけなのでチェック項目として必須。
例えば、ティッシュボックスの収納位置やスマホ置き場の有無、ミニバンならサードシート跳ね上げ時の状態を確認したい。
しかし、ここで注意すべきは、難癖を付けるために粗探しをしないこと。どんなクルマにもネガな要素は存在するため、マイカーに迎え入れることを前提に不便しないかを判断するだけだ。
ちなみに、メーカーオプションやディーラーオプションでマイナスポイントをカバーできるケースもあるので、乗り心地よりは少し優しめに判断するのが吉。
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