デジタルルームミラー型ドライブレコーダーの弱点だった「映像のカクつき」や「暗所での見づらさ」に挑む新モデルが登場。ケンウッド「DRV-X80EM」は、56fpsリアカメラや高性能センサーを採用し、より自然で鮮明な後方視界を実現する注目モデルだ。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】ケンウッド「DRV-X80EM」登場! 56fpsミラレコ驚きの進化とは(6枚)画像ギャラリーデジタルルームミラーの弱点を克服? ケンウッド最上位「DRV-X80EM」が映像性能を大幅強化
近年、装着するユーザーが増えているデジタルルームミラー型ドライブレコーダー。後方視界を広く確保できるうえ、後席の荷物や乗員による視界遮りの影響を受けにくい点が大きなメリットだ。
一方で、従来モデルでは液晶画面に映し出される映像特有の「動きのカクつき」や「表示遅延」を気にする声もあった。そんなデジタルミラーの進化ポイントに真正面から取り組んだのが、JVCケンウッドの新型「ミラレコ」シリーズ最上位モデルとなる「DRV-X80EM」である。
2026年9月上旬の発売を予定する本モデルは、10V型高画質液晶を採用した前後2カメラタイプのデジタルルームミラー型ドライブレコーダー。最大の特徴は、リアカメラの表示性能を大きく高めた点だ。
リアカメラには、従来モデル「DRV-EM4800」と比較して約2倍の情報量となる56fpsハイフレームレート表示に対応。フルHD映像を滑らかに表示することで、走行中の後方車両や周囲の状況をより自然に確認できるという。
リア映像が約2倍滑らかに!56fps表示で違和感を低減
ドライブ中、後方から接近する車両や高速道路での車線変更などでは、一瞬の視認性が安全運転につながる。映像の滑らかさが向上することで、ドライバーが感じる違和感を抑えられる点は、デジタルミラー選びで重要なポイントになるだろう。
さらにリアカメラには、米国OMNIVISION社の「PureCel(R)Plus-S」技術を搭載したCMOSセンサーを新採用。夜間走行やトンネル内など、明暗差が大きい場面でも明るく色再現性の高い映像を目指している。
ドライブレコーダーは事故発生時の記録装置として注目されるが、実際には日常の運転で「見やすい後方確認用ミラー」として使う時間も長い。だからこそ、昼間だけでなく夜間や悪条件下での視認性は重要だ。
また、JVCケンウッド独自の映像チューニング「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」も採用。長年培ってきた映像・車載技術を生かし、自然でクリアな映像表示を実現している。
取り付け面でも進化している。DRV-X80EMは、一般的なバンド式装着に対応するだけでなく、対応車種向けに純正ルームミラー交換タイプの専用取付キットを用意。トヨタ車やスズキ車などでは、車内インテリアに馴染むスマートな装着を可能としている。
専用取付キットは3種類を設定。「SK-U02EM」は2026年9月上旬発売予定で市場推定価格は5000円前後(税込)、「SK-H01EM」は同じく9月上旬発売予定で1万2000円前後(税込)、「SK-S01EM」は10月中旬発売予定で9000円前後(税込)となる。
※適合車種やグレードによって取り付けできない場合があるため、購入前の確認が必要だ。
さらに、従来モデルでは別売だった車載電源ケーブルを標準付属し、最長24時間の駐車録画にも対応。衝撃検知前後を録画する「常時監視モード」と、衝撃検知後のみ録画する「衝撃検知モード」を選択できる。
もちろん、ドライブレコーダーとしての基本性能も充実している。前後カメラにはHDR機能を搭載し、トンネルの出入り口や逆光時などで発生しやすい白とび・黒つぶれを抑制。フルHD録画、広視野角レンズ、LED信号対応など、日常使用で求められる機能も備える。
そのほか、最大128GBのmicroSDカード対応、SDカードエラーを防ぐメンテナンスフリー機能、録画ファイル破損を防ぐスーパーキャパシター、PCやMacで映像確認できる専用ビューアー「KENWOOD MIRA-RECO VIEWER」への対応、3年間保証なども特徴だ。
デジタルルームミラー型ドラレコは、単なる「もしものための装備」から、日々の安全運転を支える視界補助デバイスへと進化している。ケンウッド「DRV-X80EM」は、映像の滑らかさ、暗所性能、装着性というユーザーが気になるポイントを着実に磨き上げたモデルと言えるだろう。
特にSUVやミニバンなど後方視界が限られやすい車種では、デジタルミラー化による恩恵は大きい。愛車の安全装備をアップデートしたいユーザーにとって、発売後の注目モデルになりそうだ。








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