維持費の安さで選ぶなら軽自動車。そんな常識を揺さぶるのが、燃費28.4km/Lを誇る日産ノートだ。対するN-BOXは車両価格と税金で有利だが、燃料代ではノートに軍配が上がる。年間走行距離まで含めると、意外な結果が見えてきた!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】無限のマフラーついたリアかっこ良!! 改良でワル顔になったN-BOXカスタムの無限仕様をご覧アレ!(9枚)画像ギャラリー価格差は約56万円! 税金でもN-BOXが有利
比較するのは、どちらも2WDの標準グレード。日産ノートXは232万8700円、2026年7月に改良されたN-BOXのベースグレードは176万8800円だ。差額は55万9900円。購入時の負担は、やはりN-BOXが圧倒的に軽い。
毎年の税金も同様だ。排気量1.2Lのノートは自動車税が年3万500円。N-BOXの軽自動車税は年1万800円なので、N-BOXが1万9700円安い。車検時に納める重量税や高速道路料金、交換用タイヤの価格なども、軽自動車のN-BOXが有利になりやすい。
さらにN-BOXは背の高いボディとスライドドアを備え、狭い駐車場でも乗り降りしやすい。近所の買い物や子どもの送迎が中心なら、安くて広くて便利なN-BOXは実に強い選択だ。
年間1万kmなら燃料代と税金の差がほぼ消える!?
ところが燃費はノートが逆転する。WLTCモード燃費はノートXが28.4km/L、N-BOXが21.6km/L。年間1万km走り、ガソリン価格を180円/Lとして計算すると、燃料代はノートが約6万3400円、N-BOXが約8万3300円となる。ノートのほうが年間約2万円安い。
これは年間の税額差1万9700円とほぼ同じ。燃料代と税金だけを合計すれば、年間1万km付近で両車の負担はほぼ並ぶ計算だ。走行距離が増えるほど、燃費に優れるノートが有利になる。
ただし約56万円の車両価格差を、燃料代だけで取り戻すのは難しい。純粋な節約勝負ならN-BOXが正解だ。一方のノートは5人乗りで、モーター駆動による力強い加速や静粛性、高速道路での安定感も魅力。長距離を頻繁に走り、移動の快適さまで求めるなら、軽自動車よりノートを選ぶ価値は十分にある。安さならN-BOX、走るほど光る総合力ならノート。使い方で答えが変わる対決だ。
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