2026年型CX-30で、黒内装の最上級グレードとなる25L。FFでも341万円と決して安くはないが、新しい2.5Lマイルドハイブリッドに本革シート、充実した快適・安全装備を組み合わせる。20Gより44万円高いだけの価値はあるのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】この質感ならコスパ最強じゃない!? CX-30の完成度がスゴすぎる(5枚)画像ギャラリースムースレザーにベンチレーションまで標準!
25Lの室内で目を引くのが、ブラックのスムースレザーシートだ。前席と後席左右の背もたれ前面、サイドサポート部内側、座面に本革を使用。シート全面が本革ではないものの、身体が触れる部分を中心に採用し、CX-30らしい上質感を高めている。
運転席は10Wayパワーシートで、シート位置だけでなくアクティブ・ドライビング・ディスプレイやドアミラー角度も記憶可能。運転者が交代する家庭では、毎回調整する手間を減らせる便利な装備だ。
さらに前席シートヒーターとシートベンチレーション、ステアリングヒーターを標準装備。冬に温かいだけでなく、夏場は背中や座面の蒸れも抑えられる。革シートの弱点になりやすい暑さまでカバーした点はうれしい。
20Gより44万円高いが装備差は大きい
25Lには、179ps/238Nmを発生するe-SKYACTIV G 2.5を搭載する。20Gの2.0Lは156ps/199Nmなので、最高出力で23ps、最大トルクで39Nm上回る。高速道路への合流や追い越し、乗員と荷物を載せた登坂で余裕を感じやすい。
装備も豪華だ。360°ビュー・モニター(シースルービュー)、ドライバー・モニタリング、クルージング&トラフィック・サポート、パワーリフトゲート、フルセグTV、ワイヤレス充電、フレームレス自動防眩ルームミラーなどを標準化。装備を後から足す感覚ではなく、最初から“全部入り”に近い。
価格は20Gの297万円に対して341万円。その差は44万円だが、2.5Lエンジン、本革、電動シート、温冷対応の快適装備、先進安全装備まで含む。単なるエンジン代ではないと考えれば、意外に納得しやすい。
注意点は、Boseサウンドシステムが標準ではなくメーカーオプションであること。白内装とBoseを求めるなら、11万円高い25エアーエディションも候補だ。ただし同車は合成皮革/レガーヌで、本革ではない。
価格を抑えるなら20Gが合理的。それでも、静かで余裕ある走りと黒い本革内装、季節を問わない快適性を一度に求めるなら、25Lは341万円でも十分に買い得感がある。CX-30を“小さな上級SUV”として味わうための本命グレードだ。
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