KINTOが2026年8月10日、35歳以下限定の中古車サブスクリプション「中古車U35おてごろプラン」を再開した。2026年春に実施して好評だった企画の再登板で、対象になるのは各販売店が持つトヨタ認定中古車。月額利用料は2万円台からで、任意保険もメンテナンス費用も税金もコミコミだ。対象エリアは東京都・長野県・富山県の3都県で、東京都だけはひと足早く8月1日から受付が始まっている。若者のクルマ離れが言われて久しいが、KINTOが出した答えは「認定中古車でかなりお得なプランを用意する」だった。
文:ベストカーWeb編集部、画像:KINTO
【画像ギャラリー】KINTOが本気の「若者対策」! 35歳以下限定ライズが月2万9800円で乗れる中古車サブスクサービス復活(1枚)画像ギャラリー対象はトヨタ認定中古車!! 東京都は8月1日から先行再開
KINTOは2026年8月10日、35歳以下限定の中古車サブスクリプションサービス「中古車U35おてごろプラン」を再開した。2026年春に実施して好評だったプランの第2弾という位置づけだ。
対象エリアは東京都(トヨタモビリティ東京)、長野県(長野トヨタ)、富山県(トヨタモビリティ富山)の3都県。このうち東京都のみ、8月10日を待たずに8月1日から受付が始まっている。
扱うのは、各地域の販売店が在庫として保有するトヨタ認定中古車だ。KINTOといえば新車を月額定額で乗るサービスというイメージが強いが、このプランはあえて中古車を持ってきた点が最大の特徴。「クルマは必要だけどできるだけ費用を抑えたい」「ライフプランの変化に合わせてフレキシブルに使いたい」という、35歳以下の世代に照準を合わせている。
申し込みは販売店の店舗のみ。WEBサイトから来店予約をしたうえで、来店時に「中古車U35おてごろプラン希望」と伝える流れになる。
最安は月2万9800円!! 東京の対象車8台はこのラインアップだ
実際いくらで乗れるのか。東京都の対象車両リスト(2026年8月4日更新時点)に掲載されていたのは以下の8台だ。
●ライズ X(2023年式/走行5000km)……月額2万9800円
●パッソ モーダGパッケージ(2021年式/1万4000km)……月額2万9800円
●ルーミー カスタムG-T(2021年式/4万8000km)……月額2万9800円
●ライズ G(2021年式/2万8000km)……月額3万4800円
●プリウス Z(2023年式/4万8000km)……月額3万9800円
●ヤリスクロス HEV Z(2021年式/6万7000km)……月額4万4800円
●ハリアー Zレザーパッケージ(2024年式/2万2000km)……月額4万4800円
●ハリアー HEV Zレザーパッケージ(2023年式/2万8000km)……月額4万9800円
※すべて税込み。申込金はいずれも11万円
最安は2万9800円で、ライズ、パッソ、ルーミーの3台。走行5000kmの2023年式ライズがこの価格に含まれているのはなかなか強い。現行60系プリウスのZが3万9800円、ハリアーのZレザーパッケージが4万4800円というあたりも、初めてのマイカーとしては相当に魅力的な数字だろう。
なお対象車両は在庫状況によって入れ替わり、順次追加される。KINTOによれば掲載車両が成約済みになっている場合もあるそうなので、狙いを定めたら早めに動きたい。長野県・富山県のラインアップもそれぞれ公式サイトで公開されている。
保険もメンテも税金もコミコミ!! 7カ月目以降は解約金0円
契約期間は2年。初回申込金11万円(税込み)を支払ったあとは、月々の定額利用料だけで乗れる。ボーナス併用払いは設定なし(選択不可)なので、夏と冬に数万円がドンと来ることもない。毎月の支払いがずっと変わらないのは、収入がまだ安定しきっていない世代にはありがたい設計だ。
月額に含まれるのは、自動車保険(任意保険)、メンテナンス費用、税金など。特に大きいのが任意保険で、若い世代ほど保険料が高くつきがちなこの部分があらかじめ含まれているため、自分で個別に契約する必要がない。車両保険も付帯し(免責10万円)、契約者が認めた運転免許保有者であれば、家族でも友人でも補償の対象になる。法定点検や消耗品交換といったメンテナンス費用も込みだ。
そしてもうひとつの目玉が解約条件。利用開始から7カ月目以降は、いつでも自由に解約できて中途解約金は発生しない。転勤や結婚といったライフスタイルの変化にも、「次に乗りたいクルマが見つかった」という乗り換え衝動にも対応できるというわけだ。ただし6カ月目までは基本的に解約不可で(やむをえない事情で解約しなければいけない場合は、6カ月分の月額利用料(支払い済み分との差額)を支払うことで、例外的に途中解約を受けられるケースがあるとのこと)返却車両の走行距離や状態によっては精算金が必要になる場合がある点は押さえておきたい。
なぜ東京・長野・富山なのか? 拡大は「順次」
対象エリアが3都県に限られているのは、このプランがトヨタモビリティ東京、長野トヨタ、トヨタモビリティ富山という個別の販売会社の認定中古車在庫を使う仕組みだからだ。申し込みはこの3社の店舗でのみ受け付け、かつ在庫の所在地と同じ都県に住んでいることが条件になる。東京都の在庫を長野県在住者が、というわけにはいかない。
裏を返せば、販社が持つ認定中古車の在庫と、KINTOのサブスクという商品を組み合わせれば、新たに車両を仕入れることなく若年層の入口を作れるということでもある。新車価格が上がり続けるなかで、若い世代に「クルマのある生活」を体験してもらう現実解として、この形は理にかなっている。
これ、トヨタとKINTOがわりと本気で「若い人にもクルマを乗る機会を提供したい」と願って作ったプランだと思うので、積極的に応援したい。35歳以下の皆さんは、居住地がこのサービスの対象プランに入っていたら、ぜひ一度このプランを検討してみてほしい。
KINTOは今後、対象エリアと取り扱い販売店を順次拡大する予定としている。
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