レヴォーグ レイバックに2.5LストロングハイブリッドのS:HEVが加わり、従来の1.8Lターボと選べるようになった。燃費ならS:HEV、価格ならターボ……と簡単に決めたいところだが、走りや装備、最低地上高にも違いがある。どちらが自分に合うのか、最新モデルで比べてみよう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】内装の違いはほぼナシ!! あの穴があるかないか……意外とイメージ変わるんです(6枚)画像ギャラリー価格差は18万7000円から! 燃費はS:HEVが圧勝
1.8LターボはリミテッドEXが405万9000円、ブラックセレクションが424万6000円。S:HEVはプレミアムブラックS:HEV EXが424万6000円、プレミアムS:HEV EXが452万1000円だ。
最安モデル同士の差は18万7000円と意外に小さい。しかもブラックセレクションとプレミアムブラックS:HEV EXは同額。ストロングハイブリッドが高嶺の花ではない価格設定だ。
ただし装備内容には注意したい。1.8LターボのリミテッドEXはハーマンカードンサウンドシステムやハンズフリーオープンパワーリアゲートを標準装備。一方、プレミアムブラックS:HEV EXではハーマンカードンがオプションとなる。タン色ナッパレザー、後席シートヒーターなど上級装備まで求めるなら、プレミアムS:HEV EXが本命だ。
WLTCモード燃費は1.8Lターボが14.1km/L、S:HEVが19.0km/L。燃料タンクはどちらも63Lなので、給油回数を減らしたい人や年間走行距離が多い人ほどS:HEVが有利になる。
軽快なターボか、滑らかで力強いS:HEVか
1.8Lターボは最高出力177ps、最大トルク300Nmを発生。1600kgの車重に対して低回転から力を引き出しやすく、アクセル操作に対する素直な加速が魅力だ。2026年改良ではSI-DRIVEの応答も改善され、特にSモードのリニア感が増している。
S:HEVは160PSの2.5L水平対向エンジンに、最高出力119.6ps、最大トルク270Nmの駆動用モーターを組み合わせる。発進直後からモーターが力を出すため、街中ではターボより静かで滑らか。高速道路への合流などでは力強い加速も味わえる。
駆動方式にも違いがある。1.8Lターボは常時全輪駆動だが、S:HEVは走行状況に応じて後輪への駆動力を切り離すクラッチ開放制御を採用。燃費を稼ぎながら、必要な場面では機械式AWDらしい安定感を発揮する。
最低地上高はターボが200mm、S:HEVが180mm。雪道や未舗装路へ頻繁に入るならターボが安心だ。一方、S:HEVは全高1550mmで、都市部の機械式駐車場にも対応しやすい。
結論として、購入価格、充実装備、悪路での余裕を重視するなら1.8Lターボ。燃費、静かさ、モーターならではの滑らかな加速を求めるならS:HEVだ。価格差が小さいだけに、走行距離が多いユーザーにはS:HEVが新たな本命となりそうだ。
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