いまや「駄作」が登場する確率はほぼないといっていい日本の自動車メーカー。だが、「普通のクルマ」と「いいクルマ」の境界は必ず存在する。ここではトヨタの「いいクルマ」を4つの項目別に3台選んでみた。こりゃ選択が難しい!?
※本稿は2026年9月のものです
文:西川 淳/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年10月26日号
唯一無二の魅力があるクルマTOP3
1位はGRヤリスだ。WRCで勝つために生まれた専用4WDシステムと高出力3気筒ターボを小さな車体に凝縮した。量産車でありながら競技車両に近い緊張感も味わえる。
2位は日本的な格式、美意識、後席のおもてなしを極めた国産最高峰のショーファーカー、センチュリーセダン。存在そのものが特別だろう。
3位は世界のランクル70で、耐久性と悪路走破性を優先し、昔ながらの本格構造を守り続ける姿勢が嬉しい。過酷な現場でも信頼される唯一無二の一台。
新しい技術が楽しめるクルマTOP3
MIRAIは先進的でレアな燃料電池車という魅力に加え、実は優れて上等なFRサルーンであることが素晴らしい。
2位もフル電動のbZ4X。BEV専用プラットフォームはリファインされ、フル電動でありながらSUVらしい悪路走破性を高めるX-MODE制御を備え、エレキ時代のオフ走りを楽しめる。
最後にプリウスPHEV。第5世代ハイブリッドと外部充電を組み合わせ、低燃費だけでなく力強い加速や電気走行の滑らかさまで味わえる実用的で常識的な先進技術だ。
とても便利に使えるクルマTOP3
シエンタの低いフロア地上高と大きなスライドドアによる優れた乗降性を、コンパクトな5ナンバーサイズボディに組み合わせた点が圧倒的に使いやすいと思う。
次にミニバンの定番、ノア/ヴォクシー。からくりフットステップやワンタッチスライドシートなど、ファミリーの日常を支える気の利いた装備が充実している。人気は当然。
そして3位にルーミー。取り回しやすいサイズでありながら、便利なスライドドアと圧倒的な積載力を備え、街乗りにおける実用性を極めた。
コスパの高さを実感できるクルマTOP3
高コスパSUVの筆頭はヤリスクロス。コンパクトサイズに世界トップレベルの低燃費と広い荷室を実現。価格以上の存在感を発するデザインもいい。
2位のカローラクロスもまた、手頃な価格ながら上質な室内空間とゆとりの居住性、クラストップレベルの荷室容量を備え、ファミリー層にマッチする。
3位にRAV4。立派なミッドサイズSUVとして、燃費のよさとアフォーダブルな価格、そして見栄えのよさというバランスが絶妙だ。いずれのモデルもデザインが優れている。
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