bZ4X対RAV4ハイブリッド!! 自宅充電できるならBEVのほうが得なのか!?

bZ4X対RAV4ハイブリッド!! 自宅充電できるならBEVのほうが得なのか!?

 同じトヨタのミドルサイズSUVでも、BEVのbZ4XとハイブリッドのRAV4では使い方が大きく異なる。ところが130万円のCEV補助金を加えると、価格面ではbZ4Xが一気に優勢。自宅充電できるなら、本当にBEVのほうが得なのか?

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トヨタ

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補助金後のbZ4X GはRAV4より100万円安い!!

額面だけみるとRAV4の方が低く見えるが、bZ4Xは補助金が下りるため本体価格で見ると現実的な選択肢になってくる。
額面だけみるとRAV4の方が低く見えるが、bZ4Xは補助金が下りるため本体価格で見ると現実的な選択肢になってくる。

 現行RAV4ハイブリッドは、アドベンチャーが450万円、Zが490万円。ともに2.5LハイブリッドとE-Fourを組み合わせた4WDで、WLTCモード燃費はアドベンチャーが22.9km/L、Zが22.5km/Lとなる。

 対するbZ4Xは、G FWDが480万円、Z FWDが550万円、Z 4WDが600万円。額面だけ見れば高いが、2026年4月以降の登録車には130万円のCEV補助金が用意される。これを差し引けば、Gは実質350万円、Z FWDは420万円、Z 4WDも470万円だ。

 最安同士ならbZ4X GはRAV4アドベンチャーより100万円安い。ただし、前者はFWD、後者はE-Fourなので単純な同条件比較ではない。4WD同士ではbZ4X Zが実質470万円となり、450万円のRAV4アドベンチャーと490万円のRAV4 Zの中間に入る。自治体の補助が加わる地域なら、bZ4Xがさらに有利だ。

自宅充電なら年間約4万円のエネルギー費差も!?

bZ4Xはランニングコストでも強みがある一方で、充電時間の問題もあるため生活の中に充電時間をうまく組み込めるかが大事。
bZ4Xはランニングコストでも強みがある一方で、充電時間の問題もあるため生活の中に充電時間をうまく組み込めるかが大事。

 ランニングコストでもbZ4Xは強い。トヨタの試算では、電気料金を40.49円/kWhとした場合、Gを警告灯点灯状態から満充電にする費用は約2180円。一充電走行距離544kmで単純計算すると、1km当たり約4円となる(※契約電気料金によってこの通りにならない場合もあります)。

 一方、RAV4アドベンチャーをレギュラーガソリン170円/Lとして計算すると、1km当たり約7.4円。年間1万kmなら、bZ4Xは約4万円、RAV4は約7万4000円となり、差は約3万4000円だ。5年間なら約17万円。さらにBEVはエンジンオイル交換も不要となる。

 とはいえ、自宅への200V充電設備の設置費用は必要。外出先の急速充電を頻繁に使えば割安感は薄れ、冬や高速走行では航続距離も短くなる。RAV4は給油が早く、全車4WDで、749Lの大容量荷室も魅力だ。

 結論は明快。自宅で充電でき、日常の通勤や買い物が中心なら、bZ4Xは購入費でも維持費でもRAV4ハイブリッドを上回る可能性が高い。充電場所を気にせず長距離を走りたいならRAV4。生活に充電を組み込める人ほど、bZ4Xのお買い得度は跳ね上がるのだ!!

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