2017年7月3日にビッグマイナーチェンジを発表したスバル・レヴォーグ。新型に切り替わって1カ月の時点で受注台数が公表され、その台数はなんと5234台。これはレヴォーグの月販目標台数2000台と比べると、およそ2.6倍となる。
売れてますなー、すごいですなー。本企画では、そんなレヴォーグの売れ筋グレードやオプションなどを紹介しつつ、ディーラーマンの声を聞いてみた。
文:ベストカーWeb編集部
■約7割が1.6L、ボディカラーはホワイトパール
まずはスバルからの公式リリースにて発表された、新型レヴォーグのグレード別販売比率を見てみたい。
◆新型レヴォーグ グレード別販売比率
1.6GT EyeSight 623台(11.9%)
1.6GT EyeSight S-style 486台(9.3%)
1.6GT-S EyeSight 1286台(24.6%)
1.6STI Sport EyeSight 1305台(24.9%)
【1.6L仕様の小計 3700台(70.7%)】
2.0GT-S EyeSight 412台(7.9%)
2.0STI Sport EyeSight 1122台 21.4%
【2.0Lの小計 1534台(29.3%)】
合計/5234台
◆新型レヴォーグ ボディカラー別販売比率
クリスタルホワイト・パール 32.5%
クリスタルブラック・シリカ 16.9%
ダークグレー・メタリック 16.4%
ストームグレー・メタリック 9.4%
アイスシルバー・メタリック 7.9%
ラピスブルー・パール 7.6%
WRブルー・パール 7.4%(STI Sport専用色)
ピュアレッド 1.9%
◆アイサイトセイフティプラス装着率
96,4%
■「値引きゼロで売れていきます」、で、ハイブリッドは?
ここで驚愕なのが、「アイサイトセイフティプラス」の装着率。これはレヴォーグに全車標準装備となった「アイサイト・ツーリングアシスト」の機能をさらに強化するもので、「スバルリアビークルディテクション」(後側方軽快支援システム)、「ハイビームアシスト」、「スマートリアビューミラー」、「フロント&サイドビューモニター」のセットオプション。約12万円のオプション価格だが、ほとんどの購入者が付けているということだ。
安全意識の高まりを実感するとともに、今回のマイチェンでさらに「アイサイト」を強化してきたスバルの「狙い」が大当たりだったということがいえる。
首都圏のスバルディーラーで営業マンを務めるA氏によると、「今は値引きゼロで売れていく」とのこと。
「通常、デビュー直後だと上級グレードから売れていくものですが、レヴォーグの場合は2Lよりも1.6Lのほうが売れています。メディア等で評判がいいのと、やっぱり商品力が高いからなんでしょうね。ただお客さんからは“ハイブリッドでないの?”と聞かれるんですよ。ベストカーさん、何か情報ありませんか?」
と逆に質問されてしまった。
残念ながらレヴォーグのハイブリッド仕様に関しての情報は入ってきていない(「XV」のハイブリッド仕様であれば、スバル関係者によると現在鋭意開発中であり、年内、遅くても来年3月までには発表される見込み)。
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