トヨタハイラックスは2017年から日本で販売されている、日本で唯一販売されているピックアップトラックで、トヨタの予想を上回る販売をマークしている。
日本で販売されているハイラックスはタイで生産されていて、そのタイや欧州ではすでにマイチェン版は発表ずみ。いっぽう日本では2020年7月中のマイナーチェンジが有力視されていた。
新型コロナの影響もあり、大幅に遅れることも心配されていたが、2020年8月19日から新型の発売を開始した。
若者にも人気のあるハイラックスがどのように進化したのかを見ていく。
文:ベストカーWeb編集部/写真:TOYOTA
【画像ギャラリー】非日常を満喫するならコイツに勝るものなし!! マイナーチェンジで大迫力の顔となったハイラックスの内外装をオールチェック!!
タフさとアクティブなイメージが強調された内外装
激変した新型のフロントマスクでまず目につくのは、台形の大型グリルに変更されていることだろう。これによりハイラックスの魅力であるタフさ、力強さがさらに増している。
この大型グリルを取り囲むフードモールは、上級グレードのZはメッキ塗装、ベースグレードのXはグレーメタリック塗装となり、両者で印象はかなり違う。
フードモール以上にフロントマスクの違いを決定づける薄型化されたヘッドランプは、ZにはBi-Beam LEDが標準装備されるのに対し、Xではハロゲンとなる。
バンパーガードガーニッシュは日本モデルの専用デザインとなっていて、スポーティ感とアクティブなイメージが強調されている。
ボディカラーは新色のオキサイドブロンズメタリック、ダークブルーマイカの2色を含む5色をラインナップ。
いっぽうインテリアはデザインに変更はないが、メーターリングがメッキ化されるなど加飾類の変更により質感がアップしている。
ベースグレードのXにもオプティトロンメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが設定されたのがトピックだ。
コメント
コメントの使い方