ホンダの新型車ラッシュが続いている。11月にN-ONEをフルモデルチェンジ、オデッセイをビッグマイナーチェンジしたのに続いて、12月下旬にはN-BOXをマイナーチェンジ。
さらに、来年2021年になると1月にレジェンドの追加モデルを設定、そして3月には人気SUVのヴェゼルをフルモデルチェンジする見通しである。
文/遠藤徹
写真/ホンダ・撮影/池ノ平昌信
予想CG/編集部
【画像ギャラリー】これが新型ヴェゼル予想CG!! 新型N-ONE&オデッセイ最新画像も一挙紹介
N-BOXは12月マイチェンで内外装も変更
N-BOXは12月25日頃にマイナーチェンジを実施する方向でスケジュール調整をしている。11月末には価格を決め手先行予約がスタートする見込みである。
現行モデルの登場が2017年8月31日であるから、今回はかなり大幅なビッグマイナーチェンジといえる。内外装のデザイン変更、装備の見直し、安全対策強化、グレード名称変更、ボディカラーの再編などが行われる。
具体的に見ると内外装のデザイン変更は外観がフロントバンパー&アンダーグリル、リアバンパーのデザインを変更し、見栄えを良くする。標準&カスタムも同様に手直しするが、カスタムの方が変更幅が大きく、変わったというのがすぐ分かる。
室内はダッシュボードの色見を変更し、クオリティ感を上げる。装備の見直しは従来標準装備だったETCを廃止し、オプション設定に切り替える。
安全対策強化はホンダ先進のデバイスである後方誤発進防止装置を追加する。グレードの名称変更は「GL」と「GEX」のGを外し、それぞれLとEXに簡素化する。全体のグレード数の変更はない。
ボディカラーの再編はモノトーン、2トーンともブルー、ダークブルーを廃止し、新たに薄いブルー、ブラックに近いネイビーブルーを加える。ボディカラーの総数の変更はない。
車両本体価格は11月末に決めるがクオリティ引き上げ、使い勝手の向上によるコストアップで5万円程度の値上げになる見通し。
最近の戦略モデルにおけるフルモデルチェンジ、ビッグマイナーチェンジの発売時に見られるように、当初の残価設定クレジットは1.9%の特別低金利が設定されそうだ。
これによって銘柄別のトップセラー確保を再度目指すことになりそうだ。現行モデルはオーダーストップになり、在庫一掃セールの終盤に入り、グレード、ボディカラー、オプション&付属品が次第に限定されるようになっている。
在庫があれば、ナビ、ドライブレコーダー、ボディコート込みで25万円程度の値引きが可能になっている。マイナーチェンジ後は5万円程度の引き締めからスタートすることになりそうだ。
コメント
コメントの使い方