フェアレディZが発表され俄然注目の集まる日産のスポーツモデル。
そんな日産のスポーツを語るとき、NISMOとオーテック、この両社は外せない。いずれも日産単体ではだせない、よりスポーティなモデルを生み出すブランドだ。
もちろん現在も両社の名を冠したモデルは販売されているが、ここではもうちょっと前の、まだカスタムモデルに野蛮な香りがしていた頃のモデルを紹介してみたい。
特にオーテックは今でこそプレミアム志向のモデルを多く揃えているが、過去には走りを重視した、かなり攻めたモデルも用意していた。
日産の粋を集めたコンプリートモデル9台。懐かしさを胸にご覧いただきたい。
【画像ギャラリー】メーカーでは出せない、NISMO&オーテックの魅惑のモデルたちを写真でささっと見る。
※本稿は2020年10月のものです
文/鈴木直也、ベストカー編集部、写真/NISSAN、NISMO、オーテック、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年11月26日号
■NISMO 400R(1996年)
99台限定で販売されたコンプリートカー。エンジンは2.8L化され、さらにチューニングが施されて400psを発生する、RB-X GT2を積んだ。
■NISMO 270R(1994年)
NISMO創立10周年を記念し、S14シルビアをベースに30台限定で製作。車名のとおり出力はノーマルの220psから270psに高められていた。
■NISMO フェアレディZ Version NISMO Type 380RS(2007年)
競技用モデル、Version NISMO Type380RS-Competisionの公道仕様。エンジンはノーマルの3.5Lから3.8Lに拡大され、350psを発生。
■オーテック R31スカイライン オーテックバージョン(1988年)
エンジンチューンによる発生出力=210ps/25.0kgmは、グループAホモロゲモデル「GTS-R」と同じだが、低速トルクが厚く、GTS-Rより乗りやすいと言われた。200台限定。
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