ついにホンダ製コンパクトSUVの要、「2代目ヴェゼル」の姿が明らかになった!!
ホンダは、2021年4月に発表予定の新型ヴェゼルを、オンラインにて世界初公開した。全面刷新したエクステリア、インテリアのデザインをお披露目したほか、主要装備や新採用したアイテム、新たなグレードなども発表。
ヴェゼルはこの新型で、かつて得た「国産SUV販売台数No.1」の称号を取り戻すことを目指す。
本稿では、メディア向けの実車撮影会で目の当たりにして感じた新型ヴェゼルの魅力と可能性を、お伝えしたい。
文/吉川賢一 写真/奥隅圭之
【画像ギャラリー】未掲載写真含む29点! 王者奪還を目指す新型2代目ヴェゼルをみる
新型ヴェゼルはクーペライクなSUVへと進化!!
今回はデザインのみのお披露目であり、詳細なスペックデータは未公表。そのため、ボディサイズなどの詳細は不明のままだが、従来型とほぼ同等のサイズで、全高はやや低めているそうだ。
大きく変わったのがフロント、およびサイドからのシルエット。フロントは、初代ヴェゼルのなだらかに傾斜するフェイスから、切り立ったフロントノーズへと変わり、薄目で存在感のあるヘッドラライト、ボディと同色のグリルなど、旧型ヴェゼルとは明らかにコンセプトを変更してきた。
6角形グリルは、インサイトやマイチェン後のオデッセイと同コンセプトであり、新しいホンダデザインの共通アイコンとしているようだ。
サイドシルエットは、フロントフェンダーからテールランプまでつながるラインによって、清潔感のあるデザインとなっている。
また、ルーフ後端から大胆にカットし、大きく寝かせたバックドアによって、トヨタハリアーやマツダ MX-30のようなクーペライクなSUVへと大変身させてきた。
全長はほぼ変更していないそうだが、伸びているように見えるデザインだ。足回りは、225/50R18サイズのミシュランプライマシー4が標準タイヤ。これは、現行ヴェゼルツーリングが装着していたタイヤだという。
リアは、左右連結タイプのテールランプが特徴的。そのテールランプは、小さなチップが集まったような模様を織り込んだデザインが新鮮だ。
開口部も大きく、現行ヴェゼルの広大な荷室(この手のSUVではナンバー1の広さだと思う)は、維持している。なお、テールゲートには予約クローズ機能付のパワーテールゲートを採用したそうだ。
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