新型ヴェゼル世界初公開!! ホンダSUVのエースが大激変! 販売No.1奪回なるか


パワートレインは、1.5Lガソリンと、e:HEVの2本立て、ターボは廃止に

新型ヴェゼルのパワートレーンには従来型と同様の1.5Lガソリンエンジンと新たに2モーター式となった「e:HEV」を用意

 パワートレインは、現行ヴェゼルにもある、排気量1.5L DOHC i-VTEC+CVTのガソリンエンジンと、2モーターハイブリッドシステムの「e:HEV」を用意。

 グレード構成は、ガソリン「G」(2WD/4WD)、「e:HEV X」(2WD/4WD)、「e:HEV Z」(2WD/4WD)、そして最上級の「e:HEV PLaY」(2WDのみ)の7グレードだ。

 日産が企業戦略的にノートやキックスを電動モデル(e-POWER)のみに絞ったのに対し、ホンダはガソリンモデルを残してきた。現行ヴェゼルにあるVTECターボエンジンは現時点では廃止となっている。

 また4WDモデルは、4輪へ最適な駆動力配分を行う、リアルタイムAWDというシステムを採用した。開発担当者は、「この4WDの出来が非常に良くできた」と自信を見せていた。今後の試乗が楽しみだ。

 コネクティッド機能も新世代に進化、「HONDA Total Care プレミアム」として登場した。いくつかの機能があるが、我々がお世話になる頻度が高いのは、自動地図更新サービス、車内Wi-Fi、緊急サポートセンター、といったところだろう。ただし、有料のサブスクリプションになるという。

 スマホをキー代わりにできるというHondaデジタルキー機能(量産車初)は、なぜか通常のキーも持っている必要があり、スマホひとつですべてが済む「未来の世界になった」ということではないそうだ。

 また、もともとクオリティの高かったホンダ先進支援技術も、新型ではぬかりなくアップデートされている。後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール、オートハイビームを新採用。

 そのほか、駐車時に俯瞰でみることができるマルチビューカメラシステムや、ブラインドスポットインフォメーションも新たに搭載。

 もちろん、LKAS(レーンキープアシストシステム)や衝突軽減ブレーキ、歩行者事故低減ステアリングなど、HONDA SENSINGも進化している。

国内爆進中のトヨタSUVを止められるのか!?

2020年SUV販売No.1に輝いたトヨタ ライズ

 ヴェゼルは、2014~2016年、そして2019年のSUVカテゴリにおける新車販売台数ランキング(暦年)で、4度の1位を獲得している人気モデルだ。

 昨年2020年も、1位のトヨタ ライズ(12万6038台)、ハリアー(6万6067台)、RAV4(5万4848台)、C-HR(3万3676台)に続く、5位(3万2931台)にランクイン、すでに8年目に突入したモデルとしては、大健闘している。

 それゆえ、ヴェゼルは今回の新型で、トヨタSUV勢の勢いを止められるか、注目が集まっている。

 売れに売れていた2014年に初代ヴェゼルを購入したお客様は今年が7年目、2016年は5年目と、車検タイミング、つまり買い替えのタイミングと重なる。新型ヴェゼルは、クルマとして充分に魅力あるモデルに仕上がっている。

 あとは、マーケティングだ。売り方、魅せ方、SNSの活用など、インパクトのある仕掛けをどう仕込んでいくのかも、重要なところだ。アッと驚く方法で国内デビューを飾っていただきたいと思う。

【画像ギャラリー】未掲載写真含む29点! 王者奪還を目指す新型2代目ヴェゼルをみる

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