カローラ3車種がそろって一部改良を果たした。多岐にわたる改良の内容を紹介。
国産車5台、輸入車4台。ピカピカの新型車たちのなか、今回メインに使用した画像は1948年に発表された「ウィリスCJ-3A」。現代のSUVの基礎とも言えるこのモデルを意識したジープ ラングラーの限定車とは?
※本稿は2021年9月のものです
文/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2021年10月10日号
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■国産車編
■トヨタ カローラ(一部改良・7月2日発売)
トヨタが7月2日、カローラ3車種に一部改良を加えたモデルの販売を開始。
●主な改良内容
・カローラ・カローラ ツーリング
– ペダルの踏み間違いによる急加速を抑制するプラスサポートを採用(販売店装着オプション)
– ウイルスや菌の抑制に効果があるOHラジカルを含む微粒子イオンを「ナノイー」の10倍量放出する「ナノイーX」を助手席側エアコン吹き出し口に設置(W×Bグレード、Sグレードにオプション)
– W×Bグレードの設定色にセンシュアルレッドマイカを追加
・カローラ スポーツ
– 外板色に新規開発色エモーショナルレッドIIIを採用
踏み間違い防止のプラスサポートやナノイーX装備など、改良は多岐に渡る。価格に変更はない。
●価格:193万6000円~
■レクサス ES(マイナーチェンジ・8月26日発売)
レクサスは8月26日、4月にマイナーチェンジを発表していたESの国内販売を開始した。
今回のマイチェンでは、フロントグリルのメッシュパターンとヘッドライトの意匠を新しい物へと変更し、全体的に鋭いルックスとしている。
それ以外では、F SPORTSには専用のオレンジ塗装が施されたブレーキキャリパーなど、専用装備が与えられている。全3グレードを展開し、価格は599万~715万円とされる。
●価格:599万円~
■スズキ エブリイ/エブリイワゴン(一部改良・9月13日発売)
スズキは9月1日、軽バンのエブリイシリーズとエブリイ車いす移動車に一部改良を施したモデルの発売を発表した。9月13日より販売が開始される(※車いす移動車のみ10月18日発売)。
今回の一部改良では、WLTPによる認証を取得したほか、オートライト、ESPを全車標準装備とした。また、エブリイ5MT車にはセーフティサポートを新設定、JOINとJOINターボではディスチャージヘッドライトを装備するなど、改良箇所は多岐に渡る。
また、エブリイワゴンPAリミテッドではパワーウィンドウを追加しUSB電源ソケットを増設し、さらに利便性を向上させている。
価格はエブリイ(商用)で97万1300~154万円。エブリイワゴン(乗用)の場合は155万8700~190万7400円となる。
●価格:97万1300円~
■ダイハツ ミラトコット(一部改良・9月1日発売)
ダイハツは9月1日、ミラトコットに一部改良を施したモデルを同日に発表、販売を開始した。
今回の一部改良では、安全性向上のためオートライトを標準装備としたほか、ボディカラーを一部変更。新色としてレイクブルーメタリックを追加している。
また、L“SAII”では専用ホイールキャップを装備する。価格は116万2700~138万6000円。
●価格:116万2700円~
■日産 NT100クリッパー(一部改良・8月25日発売)
日産は8月25日、軽トラックのNT100クリッパーに一部改良を施したモデルの販売を開始した。
軽トラックとして利便性や取り回しのよさはそのままに、今回の一部改良で安全装備を拡充、走行するうえであると便利な機能を備えている。
走行時のクルマの状況をセンサーで検知し横滑りを防止するVDC、またオートライトを全グレード標準装備とした。また坂道発進で心強いヒルスタートアシストや、ぬかるみで強いブレーキLSDを追加で選べるようになる。
●価格:91万7400円~
■三菱 ミニキャブトラック(一部改良・8月26日発売)
三菱は8月26日、ミニキャブトラックに一部改良を施したモデルの販売を開始した。
今回の一部改良では、運転支援機能「e-Assist」とアクティブスタビリティコントロールを標準装備とするグレードを拡大することで、サポカーSワイド対象となるグレードの範囲を広げている。「みのり」では強化リーフを標準装備。
また、エクステリアでは上級グレード「G」のみ採用のメッキフロントガーニッシュを全グレードで採用とした。
●価格:90万8600円~
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