寒さが本格化した真冬の朝は、クルマで出掛ける際にも余裕が必要だ。窓に霜が降りていたり、車内も冷え切っていたりして、ハンドルも触れないほど冷たいことが多い。
エンジンを掛けて、急いでエアコンやデフロスターをMAXで運転させても、なかなか快適な温度にならないものだ。
そこで、カー用品を販売するオートバックスで冬のドライブに役立つグッズを3点選んでもらった。これで、冬のドライブも快適さアップ間違いなし!
文、写真/萩原文博、取材協力/A PIT オートバックス 東雲
【画像ギャラリー】■スタッフがオススメの冬のドライブに役立つ3アイテムを画像で紹介(5枚)画像ギャラリー缶コーヒーが冷めにくい保冷保温
ドリンクホルダー
今回話を伺ったのは、株式会社オートバックスセブンA PIT AUTOBACS推進PJの鈴木政和さん。鈴木さんは扱っている商品の販売動向に精通していて、我々のようなメディアの取材に対応してくれる心強い味方だ。
そんな鈴木さんがまずオススメ商品としてピックアップしてくれたのが、夏でも冬でも1年中使えるドリンクホルダー、セイワの保冷保温ホルダー Z105。販売価格は5,058円(税込)。
円形のドリンクホルダーにピッタリ収まるデザインで、保冷モードと保温モードが簡単に切り替え可能で、ドリンクをオイシイ温度でキープするスグレモノだ。
コンビニなどで購入するコーヒーからペットボトルなど直系72mmまで対応。フロンガスなどの冷媒ガスを仕様しないペルチェ方式を採用。
ペルチェ方式というのは、2種類の金属(導体)を合わせ、電流を流すと一方の接点では発熱し、もう一方の接点では吸熱するペルチェ効果を利用した冷却方式のこと。コンプレッサーのような大きな可動部分がないので、運転中に振動することがないという利点もある。
ショート缶と呼ばれる280mlのアルミ缶のコーヒーならば、保温モードを利用すれば60分は飲み頃の約48℃をキープ。一方、保冷モードを利用すれば、アイスコーヒーの温度上昇を常温放置に比べて半減に抑えてくれる。
寒い朝にいつまでも温かいコーヒーが飲めば、心まで温かくなり運転も丁寧になりそうだ。
クルマだけでなく、アウトドアでも使えるヒータークッション
続いて選んでくれたのが、クラッツィオのポータブルヒータークッションだ。寒い冬の朝などエアコンをONにしてもなかなか車内は暖まらないが、シートヒーターなどは局部的ながら温かさを感じることが取れる。
最近はシートヒーターを標準装備するクルマも増えているが、そういった装備がないクルマにはオススメのアイテムがクラッツィオのポータブルヒータークッション。販売価格は5,478円(税込)だ。このポータブルヒータークッション、クルマはもちろん、仕事場や勉強用のイス、アウトドアのチェアにも利用可能だ。
ポータブルタイプなので、USBのモバイルバッテリーやクルマのシガーソケットに差し込めばOK。(アダプターは必要)クッションの表面は滑らかで柔らかなPVC表皮を採用し、汚れても手入れが簡単。
バルブをひねるだけで自動的に膨らみ、空気の量を調整してクッションの硬さを調整できる。また、デジタル表示付きのコントローラーで温度調節を簡単に行え、1時間で自動的に電源OFFになる安全機能も付いている。
6500mAhのモバイルバッテリーに接続すれば、約6時間の連続使用が可能。また、使わない時には簡単に丸めてポータブルバッグに収納可能。寒い冬でもこのポータブルヒータークッションがあれば、仕事などの効率が上がりそう。
ここまで、保冷保温ホルダー、ヒータークッションと暖房効果のあるアイテムを紹介してもらった。最後に紹介するのは、冬の寒い朝ウインドウガラスに付いた氷や霜を解かす解氷剤だ。
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