トヨタが北米で2022年1月18日、ピックアップのタンドラをベースとする新型セコイアと予想される赤いボディカラーのフルサイズSUVのティザー画像を公開した。同1月20日には1月25日に正式に新型セコイアを発表することを明らかにした。
すでに北米では昨年末、フルサイズピックアップのタンドラが新型の3代目モデルに切り替わっており、セコイアもこのタンドラをベースにした新型となる3代目に切り替わることになりそうだ。
文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、ベストカー編集部
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北米でのリリースによると、「何やらデカいヤツがトヨタのSUVラインナップにやってくる。そして、そいつは間もなく姿を現すだろう。期待して待て!」とのメッセージが。これは北米トヨタでのSUVラインナップの頂点に立つセコイアの新型モデルを指していることは明らかだ。
現在、トヨタは北米でボトムラインとなるC-HRとカローラクロスをはじめ、RAV4、ヴェンザ、ハイランダー、4ランナーといったSUVラインナップを形成しているが、セコイアはそのなかでも最上位に位置するフルサイズSUV。
そもそも初代セコイアは2000年に登場し、そのボディサイズは全長5179×全幅2004×全高1935mmと、ランクル100を凌ぐ大柄なボディを与えられたFR&4WDのSUV。パワートレーンはV8、4.7LDOHC(235ps/43.0kgm)を搭載していた。
2008年には2代目となり、ボディサイズは全長5210×全幅2029×全高1956mmとさらに拡大され、14年間も販売されてきたロングスパンモデルとなっている。パワートレーンはV8、4.6LDOHC(347ps/46.0kgm)と同5.6LDOHC(386ps/55.5kgm)の2種類を設定していた。
■パワートレーンはV6ツインターボと同ハイブリッドの2本立て!
今回の新型セコイアのベースとなるのは昨年12月から生産開始となった3代目のタンドラだ。ランクル300と同じく新開発となる「TNGA-L」プラットフォームを採用し、パワートレーンは新開発のV6、3.5L直噴ツインターボ(389hp/66.3kgm)に加え、このV6ターボにモーターを組みわせたハイブリッド(437hp/80.6kgm)の2種類が設定されている。
先代ではV8、5.7LDOHCが設定されていたが、この2種類のパワーユニットへダウンサイジングされる。タンドラが実にいかついフロントマスクで存在感を発揮しているだけに、新型セコイアもまた、押し出しの効いたトヨタの北米フラッグシップSUVとして君臨することになりそう!
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