新型コロナウイルス感染拡大の影響や半導体等の部品供給不足による生産計画の度重なる見直しにより、納車をお待ちいただいているお客様や、仕入先及び関係の皆さまにはご迷惑、ご不便をおかけし、改めて心からお詫び申し上げます。
これまで、半導体等の部品供給不足による生産計画の変更が重なり、関係仕入先をはじめとする生産現場に大きなご負担をおかけしておりました。昨年4月には「踊り場」として足元の生産計画を実態に即した無理のないものに見直し、仕入先の皆さまの人員体制や設備能力等も勘案しながら生産計画を立案してまいりました。
2023年の生産に対する考え方につきましても、安全・品質を最優先に、また、お客様に1日でも早く、1台でも多くクルマをお届けすることを目標に、振れ幅の少ない身の丈にあった生産計画について、議論を重ねてまいりました。
この度、2023年生産台数に関して、現時点では1,060万台を上限とした生産台数を目線に取り組んでまいりますが、昨年同様、半導体等の部品供給不足の影響が不透明であることから、1割程度下方リスクの変動幅を持たせた生産の基準値を設定いたしました。これは、仕入先をはじめとするステークホルダーの皆さまに、人員体制や設備能力対応の目安の基準として、生産対応についてコミュニケーションさせていただくためのものです。昨年と同等の半導体等の部品供給の影響を受ける場合、上限の生産台数に対して変動リスクとなるため、幅を持たせた基準で共有しております。関係仕入先の皆さまと前広に緊密に連携しながら、変動による影響を少しでも低減し、生産活動に取り組んでいく所存です。
今年も半導体不足に加え、コロナウイルス感染拡大等、先を見通すことが依然難しい状況にあります。部品供給や仕入先の状況を引き続き精査しながら、より堅実な生産計画立案と仕入先のご負担軽減に取り組み、生産変動へのあらゆる対策の検討を進めていくとともに、1日でも早く1台でも多く、お客様にクルマをお届けできるよう、努めてまいります。
以上
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https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/38623719.html
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