BMWで買いたい中古SUV3選! 超激戦区でも100万円台でいける!?

BMWで買いたい中古SUV3選! 超激戦区でも100万円台でいける!?

 輸入車の超名門ブランド車BMW、そして超激戦区カテゴリーSUV。だが中古車で探せば総額100万円台でも入手可能! オススメ3台をご紹介!

※本稿は2022年12月のものです
文/伊達軍曹、写真/BMW、ベストカー編集部
初出/ベストカー2023年1月10日号

■注目車種は日本の道にジャストな先代X3

先代BMW X3。本当は写真の後期型(2014年6月~)を狙いたいところだが、そちらの中古車相場は総額260万円以上。総額100万円台の予算で探す場合は遺憾ながら前期型で手を打つほかないわけだ
先代BMW X3。本当は写真の後期型(2014年6月~)を狙いたいところだが、そちらの中古車相場は総額260万円以上。総額100万円台の予算で探す場合は遺憾ながら前期型で手を打つほかないわけだ

 BMWの定番が3シリーズだとすると、“新定番”は各種SUVということになるだろう。なんだかんだで旬なカテゴリーであり、プチ成功者感は色濃くただよっている。

先々代BMW X5。年式的にはやや古いが、このサイズ感と、ベーシックなxDrive35iでも300psを超えるエンジンがもたらす迫力は、いまだ魅力的
先々代BMW X5。年式的にはやや古いが、このサイズ感と、ベーシックなxDrive35iでも300psを超えるエンジンがもたらす迫力は、いまだ魅力的
初代BMW X1。前期型のデザインは正直いただけないが、2012年途中からの後期型はかなり改善された。走りも軽やかで好印象
初代BMW X1。前期型のデザインは正直いただけないが、2012年途中からの後期型はかなり改善された。走りも軽やかで好印象

 現行型のX5あたりが買えれば言うことなしなのだが、さすがにそれは無理(現行型X5は安めの中古車でも総額700万円以上)。総額100万円台で狙う場合は「先々代X5か、先代のX3か」というのが主たる選択肢になる。

 どちらを選ぶのもご自由だが、筆者のおすすめは先代X3だ。先々代X5は2007年登場といささか古く、古いがゆえに、今やプチ成功者感はほとんどただよっていない。

 しかし「先代X3の後期型」であれば2014年登場ゆえにデザインセンスはまあまあモダンであり、「ちょっと儲かってそうな人オーラ」も若干ただよう。

現行型BMW X1。文句なしにカッコよくなった現行型X1の相場は総額200万円を超えるが、走行距離多めの物件でもよしとするなら総額180万円前後でも狙える。整備履歴が良好なら選んでいいだろう
現行型BMW X1。文句なしにカッコよくなった現行型X1の相場は総額200万円を超えるが、走行距離多めの物件でもよしとするなら総額180万円前後でも狙える。整備履歴が良好なら選んでいいだろう

 そして、人によっては小さいと感じる可能性もあるが、基本的には、日本の道には充分というかジャストと言えるサイズ感ゆえに、おすすめとなるのだ。


【番外コラム】ところで……かなりタチの悪い運転をしているビーエム乗りをよく見かけるが?

BMWに乗ると一部の人はなぜか凶悪化する。……エアコンから毒ガスでも出てる?
BMWに乗ると一部の人はなぜか凶悪化する。……エアコンから毒ガスでも出てる?

 ルームミラーに不穏な動きをしているBMWが映り、自分を下品に追い抜いていく。そしてその先でも、右へ左へと下品な車線変更を繰り返している──というのは、多くのドライバーが高速道路で日常的に見ている光景だろう。

 なぜBMW乗り(の一部)は、ああいった運転をするのか?

 その理由はいまだ解明されていないが、おそらくはBMWの適度な運動性能(俊敏だが基本的には安定志向のセッティングゆえ、荒い運転をしてもスピンしない)と、「高いクルマを買った! 俺はこの世界を上り詰めた!」というオーナーの自尊心と勘違いが混じり合ったとき、「あの恥ずかしい運転」が出現するのだろう。

 ……あれを反面教師として、我々は紳士的な運転に努めようではないか。

【画像ギャラリー】日本の道路にも最適なBMWのSUVはコレ!! 「100万円台で買えるBMW」をギャラリーで見る(16枚)画像ギャラリー

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