トヨタ・T-Connectが未来をつくる

トヨタ・T-Connectが未来をつくる

 あなたの愛車がナイトライダー状態に!?


 なにやらハイカラな言葉、テレマティクス。テレコミュニケーション(通信)とインフォマティクス(情報工学)を掛け合わせた言葉だ。このたび、トヨタが新しいテレマティクスサービス「T-Connect」を発表、T-Connect対応のナビゲーションシステムを夏以降に発表する。

 さて、これってどんなマシーンなのだろう?興味津津。

T-Connectって一体なんだ?

 人とクルマ、社会をつなぐ次世代テレマティクスサービス、T-Connect。これ、簡単にいうと、まるで「ナイトライダー」(若い人のために説明する、『ナイトライダー』とは、人間と会話ができるドリーミーなクルマ、ナイト2000が出てくるアメリカのドラマ。約30年前に放送されて人気を博した)のキットのように、おしゃべりするクルマになるってこと!!

 例えば「六本木通りのイタリアンを探して、駐車場付きで!」といえば、T-Connectが「六本木通りの駐車場があるイタリアンをお調べしました」と瞬時に答えてくれるのだ。これは便利。

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T-Connectのデモ機。Wi-Fi接続は永久無料でとってもお得!  

 さらに、スマートフォンのようにアプリをダウンロードすることもできる。一例を挙げると、トヨタメディアサービスが提供する「停止の達人」は、ブレーキのスムーズさを診断して、ポイントを競うゲームアプリ。遊び感覚でドライビングテクニックが向上しそうだ。

 また、一般のデベロッパー向けにT-Connect用アプリ開発参加企業を募集中だそう。これからますます面白くて便利なアプリが増えていくはずだ。

 さらに、スマホとT-Connectカーナビが連携し、目的地を共有できる。ドライブ中にセットした目的地がスマホにも適用されるので、クルマを駐車場に停めて、ストレスなく徒歩で目的地に向かえるのだ。

 さらに、ビッグデータを使って先読み情報を配信してくれるから、渋滞などに引っ掛かりにくくなる。

 マイカーログ機能では、燃費や走行距離、運転時間、平均速度など愛車の最新情報をスマホで確認可能。いつでも、どこでもかわいい愛車のあれこれをチェックできるぞ!

 って、ここまで読んできて「それってスマホでもできるんじゃないか?」と思った貴方!鋭い。確かに、スマホでも似たようなことはできるが、常務役員・友山茂樹氏の説明によれば「音声認識の能力がスマホより高い」のだそう。音声認識って、読み取りがうまくいかないとイラッとするものだが、スムーズだと未来感たっぷりでとっても楽しい。

 T-Connectは、スマホよりなめらかに操作ができる。T-Connectは標準装備でオンラインケア「DCMパッケージサービス」(専用通信機DCMによる常時接続サービス)がついてくる。これ、スマホにはないT-Connectの超美点のひとつで、ナビの目的地設定がうまくいかない時に、オペレーターがサポートしてくれたり、緊急時に警察に連絡してくれたりする心強い機能なのだ。

 そのほか、トヨタとパナソニックのクラウド連携により、クルマの中から自宅のエアコンの操作(帰宅時は快適室温に)が可能。また、トヨタとあいおいニッセイ同和損保とのクラウド連携で、走行距離1km単位で保険料が計算される実走行距離連動型の自動車保険も用意されている。未来のカーライフにまた一歩近づいたみたい!!

Photo/ 諸星陽一

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