【いつのことでしょう、思い出してごらん~♪】クルマと時代を映す!?  古今東西キャッチコピークイズ!!

【いつのことでしょう、思い出してごらん~♪】クルマと時代を映す!?  古今東西キャッチコピークイズ!!

 今年も各メーカーから数多くの新型車が発表・発売されます。そんな新型車を私たちがまず目にするのはテレビやネット、雑誌などメディアに掲載されたCMなどの広告ではないでしょうか。その広告で躍動する名・迷キャッチコピーたちが私たちの購買意欲を掻き立てるかもしれません。

 本企画ではそんな皆様のクルマ購入にも少なからず影響を与えた名・迷キャッチコピーをご紹介しつつ、その時代やそのモデルの成り立ちにも触れていこうと思います! 最新から懐かしのキャッチコピーを皆様と思い出しつつ、次世代にも伝えていけるか? さあレッツトライ!!

 文/たかし.2 、ベストカー編集部
写真/ダイハツ

 今回の謎解き度/★★★

■問題!! でもその前に……

 今回はかつて日本にリッターカーの概念を打ち立てた名車、ダイハツ「シャレード」のキャッチコピークイズです。まずはその「シャレード」ですが、1977年に登場し、国内では2000年まで販売さたダイハツの代表的な小型車です。シャレードはそれまでの軽+αだったリッターカーの考え方を根本から覆し、小型車ならではの居住性と軽並みの経済性の両立を実現したリッターカーの代表格でした。特に2代目は販売的にも最も成功を収めたモデルでした。

写真は2代目シャレード。初代が開拓したリッターカー市場を盤石なものにした功労車だ。2代目は当時流行したターボのほかディーゼルモデルも存在! 今回はそのディーゼルを題材にした問題です
写真は2代目シャレード。初代が開拓したリッターカー市場を盤石なものにした功労車だ。2代目は当時流行したターボのほかディーゼルモデルも存在! 今回はそのディーゼルを題材にした問題です

 

■さて問題です!!

 さてここからが問題です。1983年に発売された2代目シャレードですが、翌年に追加されたのがディーゼルエンジン車。35㎞/Lの超低燃費であった CL型は1L 3気筒、しかも圧縮比21と高かったこともあり、経済性引き換えにかなりの振動や騒音を発していたようです。ただ、ダイハツもそこは承知のうえで、その騒々しさを逆手にとってまんまキャッチコピーにしちゃったのが今回のクイズです。そんなシャレードディーゼルモデルのキャッチ―なコピーはどれでしょうか? さあ、今日もレッツトライ!!

日本では「ストーリア」が後継モデルとなったが、欧州では「シャレード」の名前は2013年の販売撤退まで存続。ただし、見てのとおり2代目トヨタヤリスのOEMモデルであり、販売は振るわなかった

■答えは??

日本では「ストーリア」が後継モデルとなったが、欧州では「シャレード」の名前は2013年の販売撤退まで存続。ただし、見てのとおり2代目トヨタヤリスのOEMモデルであり、販売は振るわなかった

 正解は②Rock’nディーゼル(ロックン・ディーゼル)が正解。かつてのディーゼル車は高圧縮比のためかノック音を抑制することが困難で、ドドドドと野太い低音を響かせて加速したものですが、この音を「凄いビート」と表現してしまったところが凄い!! まさにとがったRockなクルマだった……のかもしれませんね。

日本では「ストーリア」が後継モデルとなったが、欧州では「シャレード」の名前は2013年の販売撤退まで存続。ただし、見てのとおり2代目トヨタヤリスのOEMモデルであり、販売は振るわなかった
日本では「ストーリア」が後継モデルとなったが、欧州では「シャレード」の名前は2013年の販売撤退まで存続。ただし、見てのとおり2代目トヨタヤリスのOEMモデルであり、販売は振るわなかった

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