タカラトミーアーツ(TAKARATOMY A.R.T.S) 赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER (ホンダ サウンドシッター)…
「クルマのエンジン音で赤ちゃんは安心する」。……このことをご存じでしょうか? 2018年、ホンダはお母さんの胎内音に近いといわれるクルマのエンジン音を実際に30車種以上で実験・検証し、エンジン音で赤ちゃんが安心することを明らかにした。
それから6年、タカラトミーアーツとホンダのタッグによって製品化されたのが「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER」(タカラトミーアーツ製)。ホンダの驚きの研究をカタチにした、赤ちゃん用ぬいぐるみだ。コレがあれば、赤ちゃんが泣き止んだりするのか!? その実力に迫ってみた。
文:ベストカーWEB編集部/写真:タカラトミーアーツ、ホンダ
■なんと! ホンダ車のエンジン音のなかで一番胎内音に近いのは2代目NSX!
サウンドヒーリング協会指導のもと、ホンダ車のなかで最も母親の胎内音に近いのは、なんと2代目NSXのエンジン音という!(驚き) そのNSXのエンジン音を再現できるサウンドユニットを内蔵した、赤ちゃんにも安心できるぬいぐるみが「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER」なのです。
「赤ちゃんが安心し、心地よさを感じてもらいたい。微笑む赤ちゃんを見守る親のみなさんにも笑顔になっていただきたい」……というコンセプトの商品なのだが、可愛いだけじゃない、データに裏打ちされたその中身をもっと知りたい~と、タカラトミーアーツの担当を直撃取材。
一問一答形式でお伝えしましょう。
■商品化されたのは2代目NSXではなくS600クーペのカタチ。これってなぜ?
――まず、商品を見て驚いたのが2代目NSXではなく、S600クーペのカタチのぬいぐるみになっている、ということです。これはなぜでしょうか?
「ホンダさんからすでに2代目NSXの音が胎内音に近いという発表はあったのですが、ホンダさんとのやり取りを繰り返すなかで、赤ちゃんのそばに置かれる時に、親しみを持ってもらえる色とカタチを検討していった結果、S600クーペがいいだろうということで落ち着きましたね」
――なるほど~。採用されているNSXの音を聴いたのですが、実際の製品の音量はどの程度の大きさなのか気になります。けっこう周囲に聞こえるくらいですか? それとも、あくまで赤ちゃんが近くで聞こえるくらいの感じでしょうか?
「これがですね……、驚くほど大きな音なんですよ。ブゥオオオオン、ブゥオオオオン!……という感じで。音圧的には85dBと、会話の妨げになるくらいの大きさなので、皆さんビックリされるんですよ」
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