2022年9月、時流にのっかりSUVテイストを盛り込んで登場したトヨタ クラウンクロスオーバー。そこに立ちはだかるのは同じく伝統の車名を背負う日産 スカイライン400R。伝統ある両車を比較チェック!!
※本稿は2023年6月のものです
文/松田秀士、写真/ベストカー編集部、TOYOTA、NISSAN
初出:『ベストカー』2023年7月10日号
■甲乙付け難い2台の魅力!!
RSは2.4L、直4ターボエンジンにトヨタの電気式4WDシステムのE-Fourアドバンスドを採用するが、後輪モーターをより積極的に使い、4WD時にはフロントモーターはエンジンによる発電を行い、その電力でリアモーターを駆動。よってフロントエンジン+リアモーターによる4WDという珍しい駆動システム。
一方400Rは3L、V6 ツインターボ(405ps)の圧倒的パフォーマンス。とにかくエンジンのパワーを後輪でコントロールするFRが魅力。
加速性能では400Rが圧倒するが、ハンドリングではRSの4WDによるリア寄りの前後駆動配分が楽しい。400Rにもダイレクトアダプティブステアリングが採用されるが、素直さではRSだ。
セダンとして重要な静粛性と乗り心地は互角。高速域では400Rのほうがいい。
コメント
コメントの使い方天下のクラウンと比べようなどとは笑止千万
比較する事自体が間違い。14年登場のV37スカイラインは、硬い硬い言われた18年製クラウンRSよりもストロークが短いし室内はタイト。12年製クラウンと比べたら更に雲泥の差
それだけスポーティに振ってるセダンということ。そんなFR同士でも異なるのに、AWD化して室内大幅に広げて柔粘足にした現クラウンとは全く性格違う
乗り心地互角とか実際乗り比べずに書いたと自白しているようなもの。そも包まれ感が別物