西鉄が特典満載すぎる36時間乗り放題の「北九わんぱく（1泊）チケット」を限定発売!!

　北九州市と西鉄は観光分野における両者の連携事業の第2弾として、トヨタファイナンシャルサービスが提供する「my route」にて、デジタルフリー乗車券「北九わんぱく（1泊）チケット」を発売する。今回の取り組みは「北九州1-DAYパス」に続く施策だ。

文／写真：古川智規（バスマガジン編集部）
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■北九州市と西鉄の包括連携協定第2弾！

　北九州市と西日本鉄道は、2022年5月16日に包括連携協定を締結し、公共交通に関する連携をはじめ、観光振興や脱炭素に関する事項、こどもの健全育成に関することなど、さまざまな分野での連携を進めているのは既報の通りだ。

　このたび、観光分野における両者の連携事業の第2弾として、トヨタファイナンシャルサービスが提供する「my route」にてデジタルフリー乗車券「北九わんぱく（1泊）チケット」を発売する。

　この「北九わんぱく（1泊）チケット」は、西鉄バスの北九州都市圏36時間デジタルフリー乗車券と、北九州市内の観光施設利用クーポンで構成されており、提携ホテルや飲食店などで当乗車券を提示することで、割引特典等が受けられるお得な商品である。2023年8月26日から11月30日までの約3か月間の期間・数量限定で発売する。

　北九州市では、今年4月に改訂した「北九州市観光振興プラン」において、市内周遊パスの発行など、公共交通機関を利用した周遊促進策の検討や、観光施設などでのデジタルチケット等の導入の促進に取り組むこととしている。

　同市では乗車券の発売により、北九州市を訪れる観光客の利便性・回遊性の向上を図るとともに、2022年に日本新三大夜景都市ランキング1位に認定された「夜景」、歴史・文化の名所「小倉城」などの個々の観光資源と、新鮮な海の幸などのグルメを結び付け、滞在時間の延長(宿泊者数の増加)や夜型観光（ナイトタイムエコノミー）の促進につなげていきたい考えだ。

■デジタルチケットの概要

　発売期間は2023年8月26日（土）～2023年11月30日（木）まで。発売価格は大人 2000円、小児900円。発売場所はマルチモーダルモビリティサービス「my route」アプリのみで発売し、紙券の発売はしないので注意が必要。

　クーポン利用により最大3施設が利用できる。小倉エリアでは小倉城・小倉城庭園2施設共通券 （小倉北区城内）、チャチャタウン小倉 観覧車（小倉北区砂津三丁目）。八幡・戸畑エリアでは、いのちのたび博物館（八幡東区東田二丁目）・皿倉山ケーブルカー・スロープカー（八幡東区大字尾倉）・旧安川邸 （戸畑区一枝一丁目）。

　門司港エリアでは、九州鉄道記念館 （門司区清滝二丁目）・関門海峡ミュージアム （門司区西海岸一丁目）・門司港レトロ展望室 （門司区東港町）・関門海峡クローバーきっぷ。

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