STIはこのほど、インプレッサとクロストレック用のSTI製パーツを装着した試乗車を用意し、2023年7月25日に試乗会でのテストドライブによる性能向上を試す機会を与えてくれた。さっそくチェックしてみた。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/スバル、ベストカーWeb編集部
■まずはインプレッサSTIパーツ装着車から
インプレッサとクロストレックのSTIパーツがこのほどラインナップされ、その装着車に乗れる「STI Performance体感試乗会」が開催されたのでさっそくレポートしたいと思う。
まずはインプレッサから。2023年4月から6月までの3カ月間で4728台が販売されており、グレード別にみると最上級グレードの「ST-H」が46%を占め、「ST-G」「ST」が27%ずつとなっている。
また、販売面でボディカラーを見ると、クリスタルホワイトパールが31%で、以下アイスシルバーメタリック16%、マグネタイトグレーメタリックが13%、インプレッサ専用カラーのサンブレイズパールは8%の割合。
実際に乗ると、クロストレック同様にSGP+フルインナーフレーム構造のおかげでインプレッサの走りはもともと癖がなく、素直な操縦性で非常に運転しやすい。それがSTIパーツを装着したインプレッサに乗り始めた瞬間、「これは違う!」と思わされた。
エンジン本体には手が入れられておらず、フロントにタワーバー、リアにドロースティフナーを装着し、ステアリングを切った際の応答性が向上している。何よりセンターのリア2本出しマフラーが奏でる低速域での重低音サウンドも気分を高揚させてくれる。「ああ、後付けパーツを追加しているんだな」と実感させてくれるポイントだ。
コメント
コメントの使い方消費者としての本音は、重くして一部速度域の安定性向上させるより、最初から空力効果徹底して出して欲しい。ですが、
スバルファン目線では、STiパーツという名は非常に儲かる分野なので、上手いこと稼いで次の開発費を倍増させて欲しい。