ヒョンデモビリティジャパンは2023年10月30日、新型EV「KONA」の日本での発売を同年11月1日午後12時から同社ウェブサイトで開始することを正式に発表した。同日開催されたプレスカンファレンスでの詳細についてお伝えしよう。
文、写真/ベストカーWeb編集部
■注目の価格は399万3000~489万5000円
KONAはすでに2022年から日本でも発売されているSUVタイプのEV、アイオニック5に続く日本上陸モデル第2弾。すでに2023年3月、グローバルで発表されており、未来的なデザインとスペースユーティリティ、そしてEVならではの数々の装備を備えたコンパクトSUVだ。
販売価格は「Casual」が399万3000円、「Voyage」が452万1000円、「Lounge」と「Lounge Two-tone」が489万5000円となっている。国からの補助金は各グレード65万円で認可されている。
搭載するバッテリーはCasualが48.6kWhで一充電航続距離は456km、LoungeとLounge Two-toneが64.8kWhで一充電航続距離は541km、Voyageも64.8kWhで一充電航続距離は625km。
バッテリーのスペックはロングレンジモデルの64.8kWhで最高出力203.9ps最大トルク255Nm、スタンダードモデルの48.6kWhで最高出力134.6ps最大トルク255Nm。BYDのATTO3が最高出力204ps最大トルク310Nmであることを鑑みれば、ロングレンジモデルはほぼATTO3並みのパワーを持つ。
KONAのボディサイズは、全長4355×全幅1825×全高1575mm、ホイールベース2660mmでARIYAとリーフの中間くらい。ATT03が全長4455×全幅1875×全高1615mm、ホイールベース2720mmのため、KONAはそれよりもやや小さいサイズだが、全体的なディメンションはほぼ同じと考えていいだろう。
■個性的で未来的な外観デザインのKONA
エクステリアデザインでは空気抵抗のCd値0.27を達成するとともに、独特の未来感を印象付けるシームレスホライゾンランプとピクセルグラフィックが非常に特徴的だ。ボディサイド部からサテンクローム・スポイラーまでつながっているキャラクターラインにより、ダイナミックな雰囲気が演出されている。
また、リアバンパー下部にはアイオニック5でも採用されていたフラッシュピクセルディテールを施している。
インテリアでは12.3インチスクリーンを持つデュアルパノラミックディスプレイを採用し、前席リラクゼーションシートは「無重力」体圧分散に最適化され、長距離運転後の疲労を軽減するというもの。
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