■スズキのちょっとざんねんだったクルマたちをギャラリーで見る
スズキ X-90(1995~1997年)。SUVなのに2シーターという特異なコンセプト。後部はトランクです
ベースとなった車両はスズキのSUV、初代エスクードの2ドアモデル。内装部品などの一部は流用でした
地面と車体の最も低いところとのクリアランスは160mm。SUVとはいってもムチャは禁物です
グラスルーフは取り外しも可能です。外したルーフはトランク内に収納できました
一般的な乗用車やクロスオーバーSUVで採用されているモノコック構造ではなく、強度が高いはしご型フレームを採用していました。そのためボディは頑強だったのですが、車両重量は2シーターのわりに重めでした
スズキ X-90(1995~1997年)
スズキ ワゴンRワイド(1997~1999年)。ベースとなったワゴンRは軽自動車登録でしたが、ワイドは普通自動車登録。ターボモデルの出力は100ps。リッター100psはなかなかのハイパワーでしたが…
スズキ キザシ(2009~2015年)。2007年の第62回フランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー、キザシは挑戦的なフォルムで話題を呼びました。しかしキザシ2、3(写真)とモデルを更新するにつれてマイルドになり、量産品ではわりと普通な見た目に……
累計登録台数の4分の1が、警察車両として納入されているという説も??
スズキ キザシ(2009~2015年)
直線をほとんど使わず、曲線によってアスリートの躍動感を表現したデザインです
スズキ 4代目セルボ(セルボモード・1990~1998年)。先代セルボからのモデルチェンジによって、スズキのハッチバック軽自動車、アルトの上位モデル的な位置づけになりました
1991年の改良でブレーキが4輪ともディスクブレーキになりました。パワフルなクルマには、強力なブレーキが必要なんです。パワフルなエンジンなのに車体はかなり軽量。走りを楽しみたい層にマッチする軽でした
1995年10月のマイナーチェンジに合わせて、クラシック仕様の「セルボC」も登場。スバル ヴィヴィオビストロがきっかけとなったレトロ風ブームに乗っかって、ご覧のとおりのブスカワイイ(?)、インパクトのある面構えに……