BEV専用車として開発が進められているという情報が入っていた次期型トヨタ GRスープラ。しかしここへきて新たな情報が!! なんと、次期型にはエンジン車も用意されるというではないか! ベストカースクープ班に入っている次期型GRスープラ情報を整理しておこう。
※本稿は2024年1月のものです
文、予想CG/ベストカー編集部、写真/トヨタ
初出:『ベストカー』2024年2月10日号
■直6エンジンにFRの伝統は守られる!!
BEV専用で開発されているという情報だった次期スープラだが、その後エンジン車もあることが判明。ベストカーでは2025年にエンジン車が登場し、2026年にBEVが追加されると予想している。
現行型同様、BMWとの共同開発車になり、エンジンはカーボンニュートラル燃料も使えるユニットとなりそうで、未確認だがマイルドHEVとなる可能性もある。
次期型がBEV専用になるとの情報の時点ではトヨタの単独開発になる可能性が高いと見ていた。
しかし、エンジン車を作るなら、やはりコストの分担という観点からもBMWとの共同開発が有力。BMWは同一車種でエンジン車とBEVを作るのを得意としているというのもポイントだ。
現行型では基本設計はBMWが担当し、共通のプラットフォームでボディデザインと足回りのセッティングを両社が別々に行っていたが、その手法は継続されそう。FRの2シータースポーツというのも変わらない。
エンジンはBMW製直6、3Lターボで400psクラス。現行型同様、直4、2Lターボも用意されるだろう。
新型トヨタ GRスープラ予想スペック
・全長:4385mm
・全幅:1870mm
・全高:1290mm
・ホイールベース:2470mm
・パワーユニット:直6、3Lターボ
・最高出力/最大トルク:400ps/52.0kgm
・駆動方式:FR
・トランスミッション:6MT/8AT
・予想価格:600万〜800万円
■GRMNも2025年に登場!?
現行型の最終モデルとなるスープラGRMNも2025年に登場。BMW M3に搭載されている550psの直6、3Lツインターボを搭載し、トヨタ初の7速DCTを組み合わせる。
ボディ&足回りの強化などGRMN独自のメニューが施され、走りを大幅に進化させる。予想価格1300万円前後で、200台規模の限定車となる。
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