クルマの好みは人それぞれ。スポーツカー好きの人もいれば、SUV好きの人もいる。
そんな好みの話で盛り上がっていたとある日の編集部。ふと、果たしてうちの読者はどのクルマが好きなんだろう? という話題になった。
そういえばアンケートは過去に何度もやったことはあるけど、読者がどんなクルマが好きなのかという総選挙は一度もやったことがない。
そんなわけで、さる5月、「ベストカーweb」上にて、国産車・輸入車を問わず好きな現行モデル、歴代モデルに一票を投じてもらう「ベストカー読者のための総選挙」を実施!!!
今回は「現行モデル編」の結果を大公開! 果たして結果はいかに!!?(歴代モデル編は来週お届けします!!)
※本稿は2019年5月のものです。本企画は、ベストカーWeb上でアンケートを公募し(5月9〜13日)、それに寄せられた票と意見で構成しています。回答者の年齢は17〜71歳。誤った回答、無回答は集計の数値には含めていません
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年6月26日号
■1位はあの傑作オープン!
1位に輝いたのは日本の誇る傑作オープン マツダ ロードスター!!
●1位…マツダ ロードスター(207票)
本誌でも楽しさ、速さ、スタイルなどで高評価を伝えているが、読者のみなさんと意見が一致したという感じだろう。ロードスターを選んだ方の主な理由を紹介してみよう。「貴重なライトウェイトFR。スタイリングもいいが、マツダのこだわりが見えてすごく好き」(24歳)。「人馬一体という初代からのコンセプトを大切にしつつ、デザインも格好よくなったから」(19歳)。「2シーターオープンカーの魅力を適正価格で販売」(49歳)。みなさん、文句なしの評価。ゾッコンです。
2位は“進化する走りの伝道師” スバル WRX STI。
●2位…スバルWRX STI(159票)
スバルファンを感じさせる熱い声が目立つ。主な理由は次のとおり。「歴史的名エンジンEJ20が載っているため」(35歳)。「熟成されたエンジンと力強いフェイス、まとまったライン」(39歳)。「今時環境性能を割り切って走りの性能に振った貴重なクルマ」(21歳)。「自分のわがままをそのまま形にしたようなクルマだから」(28歳)。WRX STへの愛情たっぷりの声の数々だ。
続いて3位はGT-R。
●3位…日産 GT-R(126票)
世界に誇れる日本のスーパーカーは、みなさんやはりお好きなようでトップ3入り。「日本の宝! 永遠の憧れ」(31歳)。「今でもレースに裏打ちされた技術を持つ、日本唯一のスポーツカーサラブレッドだから」(25歳)。「走りという信念が感じられる。さらなる年次改良で上を目指している」(55歳)……といった投票理由にも、GT-Rの凄さが滲み出ている感じ。
4~10位の顔ぶれを見ると、スポーツモデルは6位の86と8位スイスポのみ。ほかは実用重視のモデルが目立ち、ちょっと意外。なかでも4位レヴォーグは特に目を引く。
●4位…スバルレヴォーグ(87票)
選んだ理由では「安全性、走行性能、ユーティリティのすべてが高水準」(62歳)。「4代目レガシィの後継車を出してくれたこと自体がうれしい。これでMTがあれば」(44歳)などが目につく。
5位ジムニーを選んだ理由では「ライバル不在の孤高の存在」(58歳)。「どこにでも行ける相棒感が好き」(29歳)。「世界最高クラスのオフロード性能が魅力的」(28歳)と、独自の走行性能に惹かれる声が多いようだ。
●5位…スズキジムニー(78票)
また現在の時流、SUVのなかでトップ10に入った2台。それぞれの理由が気になるところ。CX-5については……「トータルバランスが高い。低速から高速まで扱いやすい。やっぱりマツダデザインはいい」(47歳)。「ディーゼルの太いトルクで乗りやすい」(56歳)と、実際運転しての実感による声が目につく。
●7位…マツダ CX-5(63票)
アウトランダーPHEVへの投票理由も……「環境、災害対応、アウトドア、デザインなど気に入った点が多い」(40歳)。「新しさも気持ちよさも、便利さも体感させてくれるのに安い!」(39歳)と、こちらもユーザー自身のイチ押しの声! という感じだ。
●9位…三菱 アウトランダーPHEV(56票)
輸入車でトップとなった、11位ボルボV60への意見では「デザインと安全装備の充実」(51歳)など安全面に触れたものが多く、一方、12位と高い人気が目にとまったS660には「たとえ隣にランボが止まっていても卑屈にならなそうなスタイリングがいい」(42歳)というダイナミックな声も。価格では比較できない存在感を思わせる声です!
●11位…ボルボ V60(53票)
●12位 ホンダ S660(48票)
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