2024年1月。東京オートサロンに出品された、ホンダWR-V フィールドエクスプローラー・コンセプト(下に写真あり)。WR-V好きの筆者が「標準車より格好よく見えるのはなぜ? あっ、 HONDAだ!」。瞬時にグリルにある英文字の視覚効果に違いないと思ったが、現行国産車を見ると、同様に「英文字をド~ン」と入れているクルマが意外と多い。格好よく見えてしまう「魔法の文字」に迫る!!
文・写真:ベストカーWeb編集部/写真:日産、スズキ、ランドローバー
■カスタマイズWR-Vが格好よく見えるのは「HONDA」効果!
写真のホンダWR-V フィールドエクスプローラー・コンセプトが、標準車よりどこか格好よく見えるのは、グリルのHONDAの視覚効果だ! ……と冒頭述べたが、もちろんそれだけではない。
そのHONDA上の3つのLED補助ライトやブラック・アルミホイール、そしてトーヨータイヤのオープンカントリーR/Tを履いた足元など、特別なカスタマイズをまとっているから。
そのカスタマイズのなかでも、市販車の標準装備ではほぼ見ない「HONDA」の文字がやはり際立っていると思う。「グリルのHONDAという文字。WR-Vの正規オプションとして導入されないのですか?」とホンダ広報部へ聞いてみたら、「申し訳ございません。今後の計画に関してはお答えできません」との返答。
ううむ、残念。……だが、最近登場する国産モデルの傾向のひとつに「英文字をド~ン」とフロントやリアに大きく入れるケースが目につく。
この日産エクストレイルも、わりと大きめにリアにド~ンと車名英文字を入れている。そして、その視覚効果によりクルマが格好よく見えるから、あ~ら不思議!!
■「俺様はRANGE ROVERだ!」と顔で語りかけていますね
そもそも、クルマのフロントやリアにブランド名や車名を「大きくド~ン」と入れるのは、輸入車では昔から当然のようにある手法。例えば、上写真のレンジローバーイヴォーク(2024年モデル)のように。堂々と「俺様はRANGE ROVERだ!」と威厳がほとばしっているように見え、それが格好よくも見える。
そう、まさにフロントやリアに車名などの英文字を入れるのは「格好よくなる魔法」。「魔法の文字」と断言していい!
現行国産車の「魔法の文字」採用は大きく2タイプあり、「フロントに堂々」型と「リアにスタイリッシュ」型だ。
「フロントに堂々」型の代表格は上写真のトヨタランドクルーザーGRスポーツ。グリル中央にTOYOTA文字がドーンと鎮座! 自信がみなぎっているとしか思えない、この見栄え!! また、2024年5月に発売開始がずれ込むとされるランドクルーザー250も同様のあしらいで、こちらも風格あり。
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