BMWの次世代コミューター上陸！　EVモビリティ「CE 02」が125万円で4月26日発売

　BMW モトラッドは、都市型電動モビリティ「CE 02」の国内販売時期を4月26日とアナウンスした。カラーは「コスミック・ブラック 2」のみで、価格は125万円となる。

　全国のBMW モトラッド正規ディーラーにて購入可能であり、早期購入特典の「CE 02 SNSアンバサダーキャンペーン」を3月22日～5月31日まで展開予定。キャンペーン期間内に成約すると、10万円のキャッシュバックを受けられる。気になるCE 02について詳しく解説していこう。

パルクールのように街を駆ける新世代のEV

　CE 02は、BMW モトラッドが発表したEVバイク「Cエボリューション」（2018）や「CE 04」（2022）に続く3車種目に当たる機種。開発コンセプトは「eパルクーラー」とし、まるで街中をパルクールの如く駆け抜けられそうなモデルに仕上がっている。

　最大出力は11kW（15PS）を発揮し、最高速度は95kmにまで達する同車種。エンジン排気量換算で200cc相当の出力であり、普通自動二輪免許（中型免許）もしくはAT限定普通自動二輪免許が必要となる。加速性能に関しては、停止状態から50kmまでにかかる時間はわずか3秒。最大トルクが55Nmとミドルクラスのスポーツエンジンに匹敵するパワーを有するため、街中で乗るには十分な加速力を実現した。

　モーターだけでなく、全体の車体構成にも注目だ。鋼管製ダブルループフレームにΦ37mmの倒立フォークを採用し、スイングアームは片持ち式。前後ともに14インチホイールが装備され、車体重量はわずか132kgと非常に軽量となっている。入り組んだ街中でも、パルクール然とした軽やかな走行が期待できそう。

　充電に関しては、従来の電気自動車用の充電設備は一切不要。一般的な家庭用100Vコンセントでの充電が可能であり、ハイスピード充電すれば約210分間で満充電され、最大航続距離は90km（WMTCに基づく）に及ぶ。

　そのほかに標準装備も充実している同車種。グリップヒーターやスマートフォンホルダー、充電レベルや残りの航続距離などがスマホで確認できる機能を持つ。さらにUSB-CソケットやETC2.0が標準で装備されているので、追加の初期費用はかなり抑えられるのではないだろうか。

　より費用を抑えたければ、「SNSアンバサダーキャンペーン」の活用がオススメ。3月22日から5月31日に成約したオーナーが対象となるキャンペーンで、期間中に自身のSNSアカウントでCE 02に関する投稿をするだけで10万円のキャッシュバックが受けられるとのこと。事前の申し込みが必要なので、BMWのホームページで要確認だ。

特徴的なシルエットが目を引くCE 02

車体左側にスイングアーム、サスペンション、ブレーキ、ベルト駆動のファイナルドリブンが集約されている

 

コンパクトなTFTディスプレイ。標準装備のスマフォホルダーにはスマートフォンが装着されている

 

Φ37mmの倒立フォーク、前後14インチのホイールが機動力の高さを物語る

 

シンプルなグラブバーが特徴的。バックステップとタンデムステップの位置はかなり近そうだ

 

　※本記事で使用の画像は海外モデルのCE 02です。

CE 02（2023海外）主要諸元

・シート高：750mm
・車重：132kg
・最高出力：11kW（15PS）
・最大トルク：55Nm/0-1000rpm
・航続距離：90km
・ブレーキ：F＝ディスク、R＝ディスク/自動電力回生
・タイヤ：F＝120/80-14、R＝150/70-14
・カラー:コスミック・ブラック 2
・発売価格：1,250,000円(税込)

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
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