ホンダ シビックのマイナーチェンジが垣間見えた。北米でシビックの2025年モデルが発表され、フロントマスクなどの変更が確認されたのだ。ほぼこのまま、日本でもデビューするはず?
文:ベストカーWeb編集部/写真:HONDA USA
■フロントバンパーの開口部が変わった!
2021年8月に日本デビューを飾り、まもなく登場から3年が経過するホンダ シビックがマイナーチェンジする。北米で公開された2025年モデルからその概要があきらかになった。
もっとも気になるエクステリアだが、フロントバンパーが形状変更を受けた。両脇のフォグランプエリアが廃止され、センターの開口部が拡大したため、ちょっとダースベイダーのマスクにも似た顔付きとなっている。
さらにフロントグリルは、ライトの「目頭」部分にボディカラーが入り込み、グリル自体の開口部分の面積が拡大された。いっぽうリアについては大きな変更はないようだ。
■「OKグーグル!」で音声操作が可能に!
北米ではセダンボディがあったり、日本では発売済みのe:HEVが2025年モデルからデビューしたりと独自の話題があるのだが、このあたりはひとまずおいておくとして、他に日本仕様とも関係しそうな話題は、まずボディカラーの追加だろう。
北米では、セダンにソーラーシルバーメタリック、アーバングレーパール、ブルーラグーンパールという3色が追加、ハッチバックにはソーラーデューンパールが追加となった。ソーラーデューンパールという塗色は日本にはないが、ヴェゼルのサンドカーキパーツに近いかもしれない。
さらにインフォテインメント系では、最上級グレードのスポーツツーリングハイブリッドに、グーグルのサービスがビルトインされたことも話題だ。「OKグーグル」でおなじみのグーグル・アシスタントでナビやエアコン、リマインダーなどが音声設定できるから、よりラクチンなドライブが実現する。
このサービスについてはぜひとも日本仕様にも導入してほしいが、車両への通信SIMの搭載などが必要になるから、3年目以降は有料といったサブスクサービスになる可能性が高い。
というわけで楽しみなシビックのマイナーチェンジだが、日本ではタイプRの受注残解消もあるため、具体的な実施は秋以降になるのではなかろうか。より楽しく、シビックらしい進化を遂げてもらいたい!
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