軽自動車でライバル関係にあるスズキが登録車のラインナップを拡充するいっぽう、ダイハツは自社開発の登録車は「ブーン」と「トール」の2車種のみの展開だった。しかし、ついにダイハツもこの秋から小型車のニューモデル攻勢が始まる!
※本稿は2019年8月のものです
文:ベストカー編集部/写真:DAIHATSU、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年9月10日号
■今年はSUV、来年はミニバン!!
その新型車の一台目がコンパクトSUV。正式デビューは11月上旬で、その直前の東京モーターショーに出展して、お披露目される予定だ。
ベースとなるのは2017年の東京モーターショーで参考出品されたコンセプトカーの「DNトレック」。その市販バージョンとなるモデルで、全長4m未満のコンパクトなサイズに、1L直3のNAエンジンとそのターボを搭載。
●ダイハツ 新型コンパクトSUV(2019年11月デビュー)
ジムニーシエラに近いサイズだが、シエラよりもずっとオンロード寄りのSUVになる。駆動方式はFFと4WDを用意する。
さらにもう一台、予定されているのが小型の3列シートミニバンで、来年春以降のデビューになると予想。
■東京モーターショーで紹介されたコンセプトモデルの画像をチェック!!
●ダイハツ 新型ミニバン(2020年冬デビュー)
こちらは2017年東京モーターショーのコンセプトモデル、「DNマルチシックス」の市販バージョンになりそうだ。
ホンダのフリードに近いコンパクトサイズながら、6人がラクに乗れるパッケージングを実現するはず。エンジンは1L直4ターボを搭載する。
また、ダイハツは同時期に軽自動車の新型SUVも発売するという情報もある。ターボエンジン車も用意され、2WDと4WDがあるという。
なお、3モデルともトヨタにOEM供給され、販売台数も期待できるクルマとなる。
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