[ZR-V]の軽快走りが超絶魅力！　ミドルSUVで走りも楽しめるクルマ5選

　街乗りSUVで気軽に楽しめるクルマと言ったらやっぱりミドルサイズSUVだ。このクラスは各社出来の良いモデルが揃っているので、購入を検討する人も多いと思う。そこで今回は、各社一押しのミドルサイズSUVを一挙に紹介していこう。

※本稿は2024年7月のものです
文：伊達軍曹／写真：トヨタ、ホンダ、スバル、マツダ、三菱、ベストカー編集部
初出：『ベストカー』2024年8月10日号
※ここでは「全長4500mm以上4800mm未満のSUV」をミドルSUVとしています

■SUVでも走りは楽しめる

●走れるミドルSUVはこんな人に向いている
・普段の乗車人数が3名以上
・あまり大きすぎるボディサイズはちょっと……
・燃費は良いに越したことはない
・高価なクルマは避けたい
・自分で買うSUVに対しては「とにかく気持ちよく走れる」ことを重視したい

　SUVは、基本的にはスポーツドライビングを楽しむためのクルマではない。だが、人生の貴重なひと時を「運転」という行為に費やすのであれば、実用性や居住性に優れるだけでなく、ドライビングフィールもできるだけ爽快かつ痛快なものであってほしいと思うのであれば、選ぶべきはこのカテゴリーだ。

　トヨタ RAV4は、2Lエンジンのガソリン車も2.5Lハイブリッド車も「程よくスポーティ」といったニュアンスの心地よさがある。

　ホンダ ZR-Vは、特に2モーター式ハイブリッドを採用するe:HEVの走りが出色。開発コンセプトは「神経直結の走り」とのことだが、まさにドライバーの神経とクルマがつながっているかのような走りを、特に速度を上げずとも堪能できる。

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■スバル フォレスターの自然なフィーリングは目を見張るゾ

　スバル フォレスターの走りからは、ZR-V e:HEVのエッジが利いた神経直結感とはまた違う、出来のいいプラットフォームと煮詰められた足回りがもたらす「自然な気持ちよさ」が感じられるはずだ。自然なフィーリングゆえに運転していても疲れず、どこまでも走って行きたくなるのだ。

　そしてマツダ CX-5も、大まかな方向性としてはクロストレックおよびフォレスターに近い。もはや登場から6年半が経過したモデルではあるが、度重なる年次改良で熟成が進み、乗り心地のよさと、それに伴うナチュラルな気持ちよさは、実質的な後継モデルであるCX-60以上。

　あるいは三菱 エクリプスクロスを選び、「S-AWC」がもたらすリニアなハンドリングに狂喜するのも素敵だ。