電動キックスケーターの機体は2023年4月に業務提携を結んだ株式会社KINTONE(本社:茨城県常総市、取締役社長:辻󠄀本 諒、以下KINTONE社)に製造を委託し、KINTONE社史上最高峰の技術を搭載しました。さらにMAGO MOTORS JAPANが依頼したガーナ人デザイナーがデザインを手がけ、品質とデザイン性、そして本事業の売上がガーナへの事業投資に回され、現地の雇用を創出するといったサステナブル性を兼ね備えた電動キックスケーターとなりました。
「EQCO(イコー)」について
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商品開発の背景
MAGO MOTORS JAPANは、ガーナのスラム街に集積されている先進国からの廃棄物を活用してアートを制作する美術家・長坂真護が率いるMAGO CREATION株式会社のグループ会社です。
ガーナのスラム街アグボグブロシーの環境・貧困問題の解決を図るため、2022年9月に長坂は日本とガーナに新会社を設立し、ガーナ現地にてリサイクル事業、農業、EV事業(電動バイク/キックスケーター)に本格的に着手しました。ガーナのスラム街で生活する人々に誇りのある仕事を提供し、日本の開発力や技術力を活かすことで、彼らのDevelopment(発展)を促進すると同時に、スラム街の環境・貧困問題の早期解決を行うことを目標としています。
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ネーミングに込めた想い
『EQCO(イコー)』の由来は、”Equality(平等)”と”Co-creation(共創) & Connect(繋ぐ)”
資本主義が生み出した不平等を改善するために、各企業と共創し、資本主義の仕組みを活かすことで、様々なバックグラウンドの国々を繋ぐ橋渡しをしたい。そんな想いから命名しました。
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ガーナ人デザイナーを起用
「EQCO(イコー)」のデザインを担当したGodwin Akpabli(26)は幼少期から機械や装置の構造・操作性に魅了され、エンジニアリングを志望。ガーナ国内トップランクであるガーナ大学理工学部に進学し、材料工学を専攻し工学設計を中心とした多様な知識を取得しました。
ガーナ大学卒業後は、理工学部のTeaching Assistantとして1年間勤務し、工学製図やコンピュータによる設計および製造支援講義(CAD/CAM)のサポートを実施。1年間の任期満了後は、ガーナ国内のメーカー、外資系の通信インフラ企業など2社を経て、MAGO MOTORS Ltd.に入社し、電動バイク/キックボードの設計やデザインを手掛けています。
現在、ガーナ現地のMAGO MOTORS Ltd.では、現地雇用32名を実現していますが、今後もガーナでの事業に投資を行いながら、雇用の拡大とガーナにおける電動キックスケーターの生産を段階的に進めて参ります。
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「EQCO(イコー)」機体について
日本で2023年7⽉1⽇より施⾏される改正道路交通法により、一定の条件を満たした電動キックスケーターは免許不要(ヘルメット着⽤は努⼒義務)で運転することができるようになります。
今回の改正道路交通法の施行に合わせ、新しい法律に適合する「EQCO(イコー)」の発売を決定しました。業務提携を結んだ日本国内の電動キックスケーター市場でパイオニアとなるKINTONE社へ、機体の委託製造が実現したことで、日本ブランドの安心・安全性も担保することが出来ます。KINTONE社が手掛けてきた、従来モデルのパワフルさを引き継ぎつつ、公道走行可能なワンタッチ式での速度制限の切替機能や、段差を乗り越えられる大型タイヤの実装により、より手軽に乗れるように設計しました。
「EQCO(イコー)」モデルは茨城県のKINTONE自社工場にて、専門的な技術を持ったスタッフにより一つ一つ作られています。電動モビリティは安全が命であり、お客様の安全のため、運転中の事故が起こらないよう細心の注意を払い、時間をかけて開発しました。部品の一つ一つに至るまで徹底的にこだわり抜き、純国産としての高品質を実現しています。
ガーナの社会課題解決に寄与するサステナブル性と、エコで楽しい電動モビリティである電動キックスケーターをご体感・ご体験ください。
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予約販売について
6月15日(木)24:00まで
にお申し込みいただいた方に限り、完全受注生産での対応をいたします。(先着100台想定)
販売専用ページ:https://magomotors.myshopify.com/
また今後、長坂真護およびMAGO MOTORS JAPANの最新情報をご希望される場合には、公式LINEアカウントのご登録をお願い致します。
公式LINE:https://lin.ee/sSCCFMx
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商品仕様について
充電時間:5〜6時間
ブレーキ:前輪電気ブレーキ/後輪ディスクブレーキ
タイヤサイズ:8.5インチ
防水機能:IPX3
最大勾配:20%
走行モード:公道/歩道
速度:公道走行モード最高速度20km/h・歩道走行モード最高速度6km/h
サイズ:展開時:1180mm×430mm×1140mm折り畳み時:1180mm×430mm×490mm
重さ:約14kg
保証期間:購入より6ヶ月
付属品:充電器・説明書
カラー展開:BLACK / WHITE / GHANA’S FLAG
価格:129,800円(BLACK / WHITE)、140,800円(GHANA’S FLAG)(全て税込)
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株式会社KINTONEについて
株式会社KINTONEは、2015年から電動モビリティを作り続けてきた老舗電動モビリティメーカー。全国500店舗以上で取り扱われているKINTONEブランドは小型電動モビリティの先駆け的存在です。中国にグループ会社を保有し、部品の調達、開発、組み立て、修理など一連の作業を自社で管理する事により、優れた安全性を実現。さらなる安全性とより質の高い物作りのために、2020年から組み立てや部品開発を茨城の自社工場に移行を実施。Japan Qualityでのものづくりを追求するとともに、次代に求められる電動モビリティの開発を行っています。
本社所在地:〒303-0041茨城県常総市富岡町乙2008−1
代表者:取締役社長 辻本 諒
設立:2018年9月28日
資本金:100万円
事業内容:電動モビリティブランド製品の製造、輸入販売
※株式会社KINTONEは、株式会社Earth Shipのグループ会社です。
商品に関するお客様からの問い合わせ先
カスタマーセンター(MAGO MOTORS JAPAN株式会社)
Eメール: kimura@magomotors.com
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長坂真護について( https://www.magogallery.online/about )
MAGO CREATION株式会社代表取締役美術家。
1984年生まれ。2009年、路上の絵描きとなり世界を放浪後、2017年に世界最大級の電子機器の墓場と呼ばれるガーナのスラム街・アグボクブロシーへ向かう。それ以降、スラムの人権と環境保全を改善するため廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金で、現地にアートギャラリー、リサイクル工場建設、オーガニック農業やEVの事業を展開。経済・文化・環境の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、2030年までにガーナ人10,000名の雇用創出を目指す。スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。
2022年上野の森美術館にて自身初となる美術館個展を開催。第51回ベストドレッサー賞(学術・文化部門)受賞。ガーナに「MAGO MOTORS LTD」を設立し、現在ガーナ人32名の雇用を創出。
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MAGO MOTORS JAPAN株式会社について
「世界最大級の電子機器の墓場」と言われるガーナのスラム街アグボグブロシー。この地の環境・貧困問題を、事業を通じて解決するために2022年9月に設立。スラム街の人々の健康が脅かされないクリーンな労働環境と、平均的な生活水準を保証する給与体系を実現し、彼らの環境・貧困問題の解決、ひいてはスラム街をなくしエコタウンへの変貌を目的に事業を展開しています。
所在地 :〒105-0014 東京都港区芝3丁目31-2
設立年月:2022年9月1日
代表者 :長坂真護(MAGO CREATION株式会社 代表取締役※1)
公式HP :https://magomotorsjapan.com/
※ MAGO MOTORS JAPAN株式会社はMAGO CREATION株式会社のグループ会社です。
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000066820.html
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