上記は一般的な教習時間の例です。また、受講できる一日あたりの教習時間なども、教習所や本人のスケジュールなどによって異なるため、実際に卒業できるまでの日数はさまざまとなります。とくに、一般的な教習所に通う場合と、短期日程で実施するいわゆる合宿免許に行く場合でも違ってきますので、詳しくは、これも、自分が通う予定の自動車教習所へ直接相談して下さい。
運転免許試験場での費用
一発試験を受ける場合や、自動車教習所の卒業後に受ける学科試験、原付免許を取得する場合など、運転免許試験場で必要な費用は以下の通りです。
現行の免許取得関連の手数料など(2025年2月現在)
【一発試験の場合】
・受験料:2600円
・試験車使用料:1450円
・免許証交付料:2050円
*合計6100円
なお、合格後は別に取得時講習と応急救護講習の受講が必要で、費用は以下の通りになります。
・大型自動二輪免許(AT限定含む):1万6650円
・普通自動二輪免許(小型限定やAT限定含む):1万6200円
【教習所を卒業し学科試験を受ける場合】
・受験料1750円
・免許証交付料2050円
*合計3800円
【原付免許の場合】
・受験料:1500円
・免許証交付料:2050円
*合計3550円
なお、合格後は別に原付講習料4500円も必要です。
マイナ免許証の導入と同時に手数料も値上げ
なお、2025年3月24日からは、マイナンバーカードと免許証が一体となったマイナ免許証が導入されます。これについては、「従来の免許証」「マイナ免許証」「従来の免許証+マイナ免許証の2枚持ち」といった3つの方法が選べ、それぞれ手数料が違います。また、同時に、そのほかの手数料も一部値上げされますから、2025年3月24日以降の新料金なども紹介しましょう。
新規の免許取得関連の手数料など(2025年3月24日以降)
【一発試験の場合】
・受験料:2800円
・試験車使用料:1750円
・免許証交付料:従来の免許証2350円/マイナ免許証1550円/2枚持ち2450円
*合計6900円~7000円
なお、合格後の取得時講習と応急救護講習の受講料も以下のように値上がりします。
・大型自動二輪免許(AT限定含む):1万8450円
・普通自動二輪免許(小型限定やAT限定含む):1万8150円
【教習所を卒業し学科試験を受ける場合】
・受験料1850円
・免許証交付料:従来の免許証2350円/マイナ免許証1550円/2枚持ち2450円
*合計4200円~4300円
【原付免許の場合】
・受験料:1600円
・免許証交付料:従来の免許証2350円/マイナ免許証1550円/2枚持ち2450円
*合計3950円~4050円
なお、合格後の原付講習料は5250円になります。
受験資格や受験場所にも注意したい
バイク免許を取得できる年齢は、前述の通り、基本的には16歳以上ですが、大型二輪免許(AT限定含む)は18歳以上なので注意しましょう。
また、一発試験や原付免許の試験、自動車教習所を卒業後の学科試験などについては、自分が居住する都道府県にある運転免許試験場に行かないと受け付けてもらえません。
ちなみに、試験場では視力など簡単な身体検査もあり、この検査で不適性とみなされると免許交付の資格が与えられません。ほかにも、受検資格には過去に取消処分など(初心取消を除く)を受けた人は、受験前1年以内に取消処分者講習を受講し、かつ、欠格期間経過後でなければ受験できないという決まりもあります。この点にも十分に注意しましょう。
初めて免許を取る場合は教習所に行く方がおすすめ
このように、ひと言にバイク免許といっても多種多様です。また、前述の通り、一発試験は非常に難しいため、初めてバイク免許を取得しようと考えている人は、まず自動車教習所に通って取得することをおすすめします。
ちなみに、上記の内容は、あくまで一般的なバイク免許についての解説。教習所などによっては内容が異なる場合がありますから、具体的な不明点や気づいた点などは、自動車教習所や運転免許試験場などに確認して下さい。
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/bikenews/441372/
教習所か一発か? 大型二輪免許はいきなり取れる? 費用の値上げやマイナ免許などバイク免許の最新事情【画像ギャラリー】
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