東京都では最安9万8200円で新車ゲット! ホンダ電動原二「CUV e:」全国でも助成金でEVデビューが楽に

東京都では最安9万8200円で新車ゲット! ホンダ電動原二「CUV e:」全国でも助成金でEVデビューが楽に

 ホンダ初の原付二種クラスEVスクーター「CUV e:(シーユーブイ イー)」が6月20日より発売されている。気になるのは電動ならではの補助金制度だが、なんと東京都では最大10万円以上の助成を受けることができ、場合によっては新車を9万8200円という驚きの価格で入手できるのだ。その詳細をチェックしてみよう。

 
文/Webikeプラス編集部
 

ホンダ一般向けEVの第2号 原二クラスの最強コミューターに?

 ホンダは早くからEVモビリティに注目しており、その端緒は1994年にまで遡る。その後はビジネス向けに様々なラインナップを投入しつつ、2023年に初めて、一般向けの「EM1e:」が発売された。今回登場したCUV e:は第2弾となり、原付一種クラスだったEM1e:に比べ、大きな車格と大パワーが特徴となる。

 定格出力は0.98kW、最高出力は8.2PSを発生するモーターによって、最高速度83km/hを発揮。航続距離は満充電で約70km (WMTC モード 欧州仕様)で、家庭用電源での充電時間は 0~100%で6時間、0~75%で3時間だ。装備面では、PCXシリーズなどとも共通するスマートキー、USBタイプCソケットや荷かけフックといった、一般的なスクーター同様の利便性を備えており利便性も充実。さらに大型スポーツモデルでも採用されているスマホ連携機能「ホンダ ロードシンク」を用い、7.0インチの大画面TFT液晶モニタにナビ画面やスマホ情報を表示が可能。まさに次世代の原付二種といった仕様だ。



6月に発売されたばかりの新モデル「CUV E:」ホンダ初となる原二クラスの一般向けEVだ。



モーターは出力8.2PSを発揮し、最高速度は83km。ホイールは前後12インチ。



7インチフルカラーTFT液晶メーターは、ホンダロードシンクによってスマホ連動、ナビ表示といった機能が充実。

 注目は交換式バッテリーの「ホンダモバイルパワーパックe:」を2個搭載すること。これはホンダを含め、国内メーカーが共同開発している「ガチャコ」サービスに適応したもので、簡単脱着で家庭でも充電できるほか「ガチャコステーション」でバッテリーをいつでも交換が可能となっている。これで充電を気にせず走行が可能なうえ、シェアすることでバッテリーの劣化や処分といった、EVにつきものの問題を気にする必要がないのが魅力。ステーションは東京・大阪で普及が進んでおり、現在は53基が稼働している。



電源にはホンダモバイルパワーパックe:を2個使用する。このためシート下収納は少ない。



バッテリーステーション「ガチャコ」を利用することで、外出先でのチャージも可能となる。



ガチャコステーションは現在、東京・大阪で53基が稼働中だ。

 
 
 

EV補助金で新車が格安に! 東京都は最安9万8200円で購入可能

 現在、国や自治体はEV推進のため、新車購入時の補助金を交付しているが、もちろんCUV e:もその対象だ。CUV e:の価格は車体が20万200円、バッテリーが1基10万8900円、家庭用充電器が1基5万5000円(いずれも2基必要)で、合計価格は52万8000円。これに対して国からは3万5000円の補助金を全国で受けることが可能だ。特にEV助成に手厚い東京都では、さらに車体、バッテリー、充電器への補助金も加えると、なんと19万2000円もの補助を受けることができ、33万6000円でCUV e:のセットを揃えることができるというから驚きだ。

 さらに「ガチャコ」が近い場合には、ガチャコのサブスクサービスを利用することで、車体のみを購入して運用することも可能。東京都在住の場合、これも補助金によって大きく助成されるため、なんと9万8200円という格安で乗り出すことができる。ガチャコのサブスク利用にはバッテリーレンタル、電力分の支払いが別途必要にはなるが、これに対しても1400円×36か月という約5万円分の助成も用意されている。



通常は車両本体に加え、バッテリー2基と充電器2基がセットとなった52万8000円が定価。しかしEV補助金で割安な購入が助成されている。



東京都では国の補助金に加え、自治体の補助によって最大19万2000円が助成され、乗り出しのハードルは引き下げられている。

 充電器の設置や航続距離など、従来のガソリン車とは何かと勝手が違うEVだが、CUV e:ではガチャコとの連動によって、かなりユーザーにとって扱いやすい仕様となっているのは間違いない。補助金も活用することでお得に乗り出しができるとなれば、シティコミューターとしても大いに魅力的といえるだろう。今後もアクセサリーパーツの追加や、バリエーション展開による、更なる使い勝手の向上にも期待していきたいところだ。



便利なアクセサリーも充実してきたCUV e:。都市部を中心に活躍の機会は多いだろう。

 
 

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