快適なエンジンや電動スクリーンなど基本構成は踏襲
現行フォルツァ250の水冷4バルブ単気筒は、2021年型でロングストローク化やバランサー搭載などのビッグチェンジで快適性が向上した。この心臓部は、2023年新型フォルツァ250にも受け継がれるはず。最新の令和二年二輪車排ガス規制に適合しつつ、現行フォルツァ250と全く同じ23ps/7750rpm、2.4kg-m/6250rpmを発揮する模様だ。
手元のボタンで高さを調整できる電動スクリーンは、ライバルのXMAXにはないフォルツァ自慢の装備。現行型と同様に継続採用されるが、稼働域は180mmから150mmに変更されるようだ。
なお、フロント15インチ&リヤ14インチのアルミホイールにABSの足まわり、オンオフ可能なトラクションコントロールは現行型を踏襲する模様。左フロントポケット内のUSBソケットや、フルフェイス二個を呑み込む48Lスペース、スマートキーなどの便利装備も健在だ。
新フォルツァを機に万能の“ビグスク”復権に期待!
PCXに代表される125ccや160ccクラスに比べ、250ccスクーターはパワフルな走りと安定した巡航性能が魅力だ。シート下スペースもPCXの30L容量に比べ、余裕タップリ。もちろん高級感や快適装備も上回る。
価格はPCX160=40万7000円、新型フォルツァ予想価格=69万1900円と大きく開きがあるものの、通勤からツーリングまでオールラウンドに使えるのはやはり250クラス。125クラスより税や保険は高いが、車検はない。新型フォルツァの登場が250ビグスク再評価の契機になれば、国内バイク市場はより活気付くが、果たして!?
ちなみに、快適な走りを信条とするフォルツァに対し、ライバルのヤマハXMAXは、兄貴分TMAXの名を継承するとおり、スポーティな走りが自慢。XMAXは2021年型でモデルチェンジし、今のところ新型のニュースは届いていないが、こちらの進化にも期待したい。
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