首都高速「速度抑制が目的、警察と連携して対策をとる」
そもそもジャンプ台はなぜ設置されたのか。首都高速道路会社に訊ねてみた。
「本PAは、ルーレット族等による悪質な暴走行為や、迷惑行為に対して、お客さまの安全な交通の確保と沿道にお住まいの皆さまへの騒音対策の観点から、PA内の速度を抑制する方法として、路面に凸部を設けました」(首都高速道路 広報課 以下同)
段差部分の適切な走行速度や、車体への影響が少ない速度域に関しては、「PA内は一般のお客様が歩行する箇所であり、運転者には道路交通法に基づく安全運転義務があり、徐行すべきと考えています」との回答。
迷惑行為を減らすために段差を設置したわけだが、段差がかえって「名所」化し、人が集まっている。この反応についても訊ねた。
「悪質な暴走行為や迷惑行為に対して、速度を抑制する方法として段差を設けたものであり、状況をみつつ警察と連携して対策をとっていきます。ご理解のほどお願い申し上げます」
となると、さらにギャラリーやジャンプする人が増えると、警察の監視が強化される可能性もありそうだ。
段差の存在を知らない人やバイクでの安全性は?
ただし、いくつかの問題も。段差は本線合流の直前にあるため、段差の存在を知らない人は加速状態で突入してしまう人もいるはずだ(筆者も実際にトラックがかなりの衝撃を受けているのを見た)。段差のもっと手前に「PA内は速度○km/h以内」などの明確な掲示をすべきだろう。
また、バイクの走行を考えているのかどうかも疑問に思った。段差の存在を知らずにバイクがジャンプしてしまった場合、四輪と違ってバランスを崩して転倒する恐れも。特に前輪を左右に切った状態で着地すると転ぶ可能性が高い。なお首都高速によると、二輪、四輪で段差の推奨通過速度が異なることはないという。
結論から述べると、筆者もバイクで通過したところ、低速なら問題ないと思われる。
自分のバイク(カワサキD-トラッカー 250cc)で50km/h程度で通過したところ「ガッ、ドン」という衝撃があったが、車体は浮くことなく一瞬で通過していた。サスの硬さや車重によって異なるのはもちろんだが、100km/h程度まで加速しないとジャンプはできないと思われる。つまり故意でない限り、そうそうジャンプはできないはずだ。
辰巳第一PAをよく利用しているというハヤブサのライダーに話を訊くと「いつも40~50km/hで通過。フワッとくるので少し気持ち悪いけど車体は安定はしている」とのことだった。
今後撤去される可能性は・・・・・・?
2月に入っても各種メディアがさらに報道したせいか、まだまだ「辰巳ジャンプ台」は賑わっているようだ。現在はまだ効果を検証している段階だろうが、状況が変化すれば今後撤去される可能性はあるのか?
首都高速によると「状況を見つつ適切な対応をしてまいります」との回答だった。安全を目的に設置した段差によって、逆に迷惑行為が助長されてしまっては本末転倒。今後の推移を見守りたい。
【画像ギャラリー】辰巳ジャンプ台の通過車両を観察、二輪はエキサイトバイク感覚?(8枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方ジャンプ台の設置場所もう少し手前では合流するのにスピードがのらないと思います登りながらの合流なのに。
車が壊れるようにノーズダイブする辺りにもう一つ。必要に応じて複数箇所設置ね。
あの周辺にに住むのは勝ち組住民
搾取に対して騒音ぐらいお返ししていいんだよ
1キロオーバーから光るオービス設置したらよい