レーサーレプリカの元祖? XSR900GPの登場でさらに熱い「カフェレーサー」とは?

レーサーレプリカの元祖であるワケ

 カフェレーサーは、レーシングマシンがお手本という意味でいえば、前述した通り、1980年代半ばから1990年代前半に大流行したレーサーレプリカや、現代のスーパースポーツに近い存在だといえます。

 

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レーサーレプリカもレーシングマシンがお手本という点では、カフェレーサーに近い存在(写真は1986年式のホンダ・NSR250R)

 

 もちろん、昔のカフェレーサーはメーカー製でなく、あくまでユーザーがカスタムしたバイクでした。でも、WGPなど世界のレースで活躍したマシンのスタイルをオマージュしている点は同じ。しかも、そのスタイルを、2輪メーカーが積極的に取り入れ、市販車として販売している点も似ています。

 そうした観点からみれば、カフェレーサーは、レーサーレプリカやスーパースポーツの先駆け、もしくは元祖的な存在だといえるでしょう。

 カフェレーサーは、ほかにも、例えば、トライアンフの「スピードトリプル1200RR」や「スラクストンRS」、ロイヤルエンフィールドの「コンチネンタルGT650」など、海外メーカーでも、近年ライアップを強化しています(残念ながらスラクストンRSは、2024年で生産終了ですが)。

 

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2024年で生産終了となるトライアンフ・スラクストンRS(写真はファイナル エディション)

 

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トライアンフ・スピードトリプル1200RR

 

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ロイヤルエンフィールド・コンチネンタルGT650

 

 ともあれ、魅力的なモデルがひしめくカフェレーサーのジャンル。排気量も、前述の通り、125ccの原付二種や250ccの軽二輪といった小排気量モデルから、1200ccのビッグバイクまでランアップされ、幅広いライダーが楽しめることも魅力です。

 クラシカルなスタイルだけでなく、ワインディングなどでスポーティな走りも求めるユーザーには、とても気になるジャンルのひとつではないでしょうか。

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/389255/

レーサーレプリカの元祖? XSR900GPの登場でさらに熱い「カフェレーサー」とは?【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=389255

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