レーサーレプリカの元祖であるワケ
カフェレーサーは、レーシングマシンがお手本という意味でいえば、前述した通り、1980年代半ばから1990年代前半に大流行したレーサーレプリカや、現代のスーパースポーツに近い存在だといえます。
もちろん、昔のカフェレーサーはメーカー製でなく、あくまでユーザーがカスタムしたバイクでした。でも、WGPなど世界のレースで活躍したマシンのスタイルをオマージュしている点は同じ。しかも、そのスタイルを、2輪メーカーが積極的に取り入れ、市販車として販売している点も似ています。
そうした観点からみれば、カフェレーサーは、レーサーレプリカやスーパースポーツの先駆け、もしくは元祖的な存在だといえるでしょう。
カフェレーサーは、ほかにも、例えば、トライアンフの「スピードトリプル1200RR」や「スラクストンRS」、ロイヤルエンフィールドの「コンチネンタルGT650」など、海外メーカーでも、近年ライアップを強化しています(残念ながらスラクストンRSは、2024年で生産終了ですが)。
ともあれ、魅力的なモデルがひしめくカフェレーサーのジャンル。排気量も、前述の通り、125ccの原付二種や250ccの軽二輪といった小排気量モデルから、1200ccのビッグバイクまでランアップされ、幅広いライダーが楽しめることも魅力です。
クラシカルなスタイルだけでなく、ワインディングなどでスポーティな走りも求めるユーザーには、とても気になるジャンルのひとつではないでしょうか。
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
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レーサーレプリカの元祖? XSR900GPの登場でさらに熱い「カフェレーサー」とは?【画像ギャラリー】
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