■バス車両的にはどうか
続いて、空港にやってくるバス車両に目を向けてみる。車体のどこかに「リムジン」とか「Limousine」とか書かれていれば、結果が変わる寸法だ。
どんなバスが来るのか、まず象徴的なものは国内線〜国際線ターミナルを行き来しているシャトルバスで、ベンツの連節車が使われており良く目立つ。性質的にリムジンはあり得ないが、念の為シャトルバスをよ〜く見回してもリムジンの表記はなかった。
続いて路線バスは近隣の各方面から来る、西鉄バス運行によるごく普通の路線車。他のバス路線と共通運用の車と見られ、そうなればまずリムジン表記はないと考えていい。
最後に残ったのは高速バス。こちらはどの便も空港〜各都市とを結ぶ一般的な中・長距離バスで、確認できた限り、使われている車両が特に空港アクセスに特化した意匠をまとっているワケでもなかった。
2024年10月調べの時点で「福岡空港にリムジンはいない」、この結論で改めて落ち着くとしましょ。今のところ大空港では唯一の存在ということになるが、今後また変わるかもね。