■保安要員としてのバスガイドを再認識!
CAは、非常時には普段の穏やかな声とは一変し、大きくはっきりとした声で、日本語と英語を使い分けながら指示を出すという。それは威圧するためではなく、混乱を防ぎ、乗客を安全な行動へ導くためだ。私たちバスガイドも、非常時の訓練では常に「お客様に不安を与えず、安心して行動してもらうこと」を叩き込まれてきた。しかし、いざ自分が体験する側に立ってみると、その言葉の重みがはっきりと理解できた。自分が慌てていては、お客様を守ることはできない。
CAは資格維持のため、年に一度、救難訓練を必ず行っているそうだ。その話を聞き、訓練とは知識をなぞるものではなく、「いざという時に身体が動く状態」をつくるためのものなのだと気づかされた。これから私自身が非常時訓練に臨む際には、ただ手順を覚えるだけでなく、自分の立ち居振る舞いや声が、お客様にどのように伝わるのかを、より強く意識していきたい。
帰路は銀座の街を抜け、再びはとバス乗り場へ。陸で旅を支えるバスガイドも、空で旅を支えるCAも、役割は違えど目指す先は同じだ。安全を守り、安心を届け、その先にある「いい旅だった」という一言のために動いている。空の現場で触れた姿勢を胸に、陸の旅でもその責任を果たしていきたい。と骨身に刻んだ「マチダCA」だった。
【画像ギャラリー】【へっぽこバスガイドの珍道中】バスガイドが出会った空のプロフェッショナルの仕事とは?はとバスに現役ガイドが乗ってみた!(28枚)画像ギャラリー






























