■バス旅と大の仲良しがやってきた
翌日、御岳山→山中を歩きで抜けて奥多摩到達もできなくはないらしいが、公共交通機関旅というより山歩きの色合いが強くなりすぎてしまう気がして、そちらは見てみぬふり。
ともあれ御10系統でケーブル下→中野へ戻り本線再開、川井駅まで歩いていく。川井駅で狙うのは、奥多摩駅まで直通してくれる西東京バスの「奥31系統 奥多摩駅行き」だ。
この奥31系統、JR線に頼らないとなれば中々便利な存在に思える。ところが本数の少なさが弱点で、土日祝となれば1日5本しかない。
狙うのは川井駅を13:13に通過する便。これに乗ると奥多摩駅に13:36に着ける。この青梅→奥多摩JRレスチャレンジの後に控えている別のロケへ繋げるためにも絶妙なタイミングだったので、13:13の便はほぼ指名だった。
爽やかな新緑の時期、青空の広がる東京の奥地を歩いて、川井駅バス停に着いたのが10:58だった。バスが来るまで2時間以上の余裕。
さて何をしてようか……暇つぶし策を考えようとした矢先、ちょっと待てよ? と思ったのが、川井駅から奥多摩までの距離は約9kmで、自分の歩く速さが平均4.7km。ということは、ん〜。
ここにも路線バス旅と大の仲良し「歩いた方が早い」が不敵な笑みを浮かべて現れた。この子がいる限り、春だろうと冬だろうと問答無用で日焼けするのがバス旅の綴じ込み付録だ。
■実際に辿ったルートはこうなった
途中で線路沿いの道は歩道がなくなる関係で、やや迂回して移動していく感じに。長さ1,908mの城山トンネルをクライマックスに、奥多摩駅前には12:52に辿り着いた。歩いた方が早いの主張は正しかった模様。
これにて青梅→奥多摩間をJR線に頼らず移動するプランは成功。最後に理屈上のルートと、実際辿ったルートを書き出してみると……
●理屈上のルート
【1】青梅駅前→(都営バス 梅01系統 玉堂美術館循環)→御嶽駅前
【2】御嶽駅前→(徒歩1分)→御岳駅→(西東京バス 御10系統 ケーブル下行き)→中野
【3】中野→(徒歩)→川井駅
【4】川井駅→(西東京バス 奥31系統 奥多摩駅行き)→奥多摩駅
運賃:1,036円
●実際に辿ったルート
【1】青梅駅前→(都営バス 梅01系統 玉堂美術館循環)→御嶽駅前
【2】御嶽駅前→(徒歩)→御岳駅→(西東京バス 御10系統 ケーブル下行き)→ケーブル下
【3】御岳山泊まり
【4】ケーブル下→(西東京バス 御10系統 御岳駅行き)→中野
【5】中野→(徒歩)→川井駅
【6】川井駅→(徒歩)→奥多摩駅
運賃:バス876円+ケーブル1,200円
……の要領。
理屈通りにコトが運ぶとは思えないだろうな〜、と予想していたら案の定カーナビの案内ガン無視してクルマ運転してくような着地点。理屈なんてそんなもんだと体現によってつくづく実感した。
【画像ギャラリー】青梅→奥多摩 JR線なしアクセスの顛末(19枚)画像ギャラリー




























