東京都が誇る観光地の青梅と奥多摩。この間を移動する最、通常ならJR青梅線を使うところであるが、そのJR線に頼らずアクセスするには!? 事前にシミュレートした理屈の上でのルートと実際に辿ったルートとで、どれくらい違いが出るのか、現地へ様子を見に行きつつ検証してみた。
文・写真:中山修一
(バスマガジンWeb/ベストカーWeb内本文上とギャラリーに、青梅→奥多摩JRレスチャレンジの写真があります)
■青梅→奥多摩JRレスチャレンジ
それなりに前から目を付けていた青梅→奥多摩間を、JR線に頼らず公共交通機関利用で移動してみるプラン。2026年4月に現地へ様子を見に行くチャンスができたので、試してみることにした。
青梅→奥多摩方向で進むとして、JR線以外で使える手段となれば、やっぱり路線バス。まずは青梅駅前から先10kmほどの区間は土日祝だけ路線バスが繋がるので、土曜日に訪問してそちらを利用。
理屈の上では、青梅駅前発の西東京バス「御11系統 ケーブル下行き」に乗れば1本で約10km分進める。
とはいえこのバスは朝6時台と非常に早い時間に1本しかなく、そのタイミングに青梅駅前に到達するのは不可能ということで、初めから選択肢の外。
■理屈は理屈でアリだけれど……
青梅駅に来る前に別のロケを組み込む必要があった手前、青梅駅に到着できたのが14:14。この時間に利用可能なバスは、都営バスの「梅01系統 玉堂美術館循環」になる。
御嶽駅前で梅01系統を下車して、都営バス停のすぐ近くにある、西東京バスの御岳駅バス停に移動。ここで西東京バスの「御10系統 ケーブル下行き」に乗り換えて、1.3km先の中野バス停で降りる。
中野バス停で下車後は、約2km先の川井駅までバス路線が全くないため徒歩連絡に。と、いうことに理屈の上ではなっていて、実際歩くことには変わらない。
しかし、西東京バス御10系統が向かう先には、標高929mの霊峰にして景勝地の御岳山が聳えている。そういえば御岳山って行ったことなかったような?? 御岳山への興味がふつふつと湧いてきたのは理屈上の青梅→奥多摩ルートを割り出した数日後。
時間がすでに夕方へと差し掛かる頃合いだったので、そのまま進むと少々都合が悪かったのに加え、肝心の御岳山の宿は空いている様子(どこもなかなか予約取れないらしい)。それなら1泊してきましょうか……この時点で理屈上の指定ルートから離脱確定。
御岳山にはケーブルカーが通っていて、基本的にはそれを利用して登り降りする。でもあのケーブルカーは電車の一種になるから乗っちゃダメなのでは? との懸念が。
とはいえ本線から外れる寄り道まで厳しい目を向けるのは堅物すぎるのと、しかもあくまで今回は「JR線に頼らない」が条件。
ケーブルカーは京王グループなので、いずれにせよセーフということにして、終点のケーブル下まで乗り換えた西東京バス御10系統に乗って行った。







