■割と大切? 切れた行先表示のケア
撮ったバス写真の行先表示器が切れしまったのは仕方ないとしても、それはそれで残しておけば後で思い出や資料に役立つハズだ。
ここで重要となってくるのは、忘れた頃に同じ写真を見て「このバスどこ行きだったっけ?」となった時だ。
アナログの巻き上げ式方向幕なら、それこそ一目瞭然・百聞は一見に如かずで収まるのだが、解読不能なほど表示が切れて写っているLED特有の症状となれば、写真はあるのに詳細が分からないという、かなりモヤモヤする状況に陥る。
最近のデジタルカメラやスマートフォンで撮った写真には、設定さえ行っていれば撮影日時や位置情報が付加されているので、だいぶ回りくどい方法ながら、それをヒントにバスの詳細を割り出す方法もなくはない。
ただし、撮影後にバスの経路や行先が変更されていたり、廃止になってしまったりなど、撮影時点とは状況が一変している可能性も十分考えられる。できれば撮ってすぐの段階で、簡単にメモを取っておくと後で困らない。
写真にメモを添えておくのはフィルム時代からの定番であり、こればかりはデジタル全盛の今もシンプル+確実な手段として、結局のところ殆ど変わっていなかったりする。
【画像ギャラリー】だんだん消えていく? LED表示とシャッター速度のパワーバランス(6枚)画像ギャラリー