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-30°Cの北極圏!極限環境に挑むHyundaiの高性能EVプロトタイプ「IONIQ 5 N」

配信元:PRTIMES
-30°Cの北極圏!極限環境に挑むHyundaiの高性能EVプロトタイプ「IONIQ 5 N」



 アリエプローグ(スウェーデン)、2023年3月30日 – Hyundai Motor Companyは、スウェーデンのアリエプローグにあるHyundai Mobis試験場で、Nブランド初の高性能量産EV「IONIQ 5 N」の冬季極寒テストの詳細を明らかにしました。

 北極圏に隣接するアリエプローグのHyundai Mobis実験場は、グリップ係数の低い氷結した路面や氷点下-30°C(-22°F)など、自動車メーカーが総合的な冬季テストを行うために必要な要素をすべて備えています。これにより、Hyundai Nのエンジニアは、IONIQ 5 Nなどのニューモデルを最も過酷な低摩擦条件でテストし、応答性に優れた「fun-to-drive」と氷点下での安全で予測可能な性能の間の最適なバランスを実現することができます。

 IONIQ 5 NにおいてHyundaiは、EV専用プラットフォームE-GMP (Electrified-Global Modular Platform)とモータースポーツで培ったNの技術とノウハウを融合し、高性能の電動化の水準を高め、真の運転好きが通年で使用可能なパフォーマンスEVの選択肢となることを目指します。

「ニュルブルクリンクの鋭いコーナーで磨かれた当社のNモデルは、アリエプローグの性能試験場の鋭いコーナーと氷の表面で研ぎ澄まされ、最も過酷な冬の条件でも最高のパフォーマンスを保証します。私たちは、IONIQ 5 Nが当社の広範な性能基準を完璧に満たしていることを証明し、当社初の量産EV NモデルとしてNブランドの成功を約束すると自負しています」と、Hyundai Motor CompanyのNブランド管理およびモータースポーツ部門副社長であるティル・ワルテンベルグは述べています。

 モータースポーツから着想を得た「Corner rascal」、「Racetrack capability」、「Everyday sportscar」というNの性能においての3つの柱は、Nの電動化戦略にも適用されています。2015年、NブランドはN 2025 Vision Gran Turismoを公開し、次世代の運転好きのための持続可能な未来というビジョンを確立しました。Nの電動化戦略は、RM20eプロトタイプとVeloster N ETCRレーシングカーから始まりました。昨年、Nブランドは、今年後半に発売予定のブランド初の量産EV「IONIQ 5 N」に向けて、Nの電動化の経験を伝えるために設計されたローリングラボRN22eを発表しました。

「当社のEVシフトは、レースで実証済みのVeloster N ETCRによって主導され、私たちは、RN22eによってモータースポーツ技術を公道での走行に橋渡ししようと努めました。今こそ、このすべての約束を親愛なるお客様にお届けする時であり、IONIQ 5 Nはそれを実現できると確信しています。私たちは、スウェーデンのアリエプローグの厳しい環境下でも運転する楽しさを提供するIONIQ 5 Nの性能を実証できました」とHyundai Motor Groupのエグゼクティブ・テクニカルアドバイザーであるアルベルト・ビアマンは述べています。

 IONIQ 5 NにおいてNブランドのエンジニアは、IONIQ 5のE-GMPのデュアルモーター・アーキテクチャーを最適化し、Hyundai i20 N WRC Rally 1カーによってスウェーデンで実証された全路面AWD性能のノウハウを用いてあらゆる走行条件で(アリエプローグの氷の湖でも)高い性能を発揮できるようにしました。

 IONIQ 5 Nは、Nブランドの市販車として初めて全輪駆動(AWD)を装備します。NのAWDの歴史は、2015年の世界ラリー選手権(WRC)への参戦で始まりました。Hyundaiは8年間にわたりWRCに出場し、2度の世界チャンピオンを含む数々の栄誉を獲得してきました。

 さらに、IONIQ 5 Nのコーナリング性能は、前後トルク配分、トルクレート、サスペンションの剛性、操舵力、e-LSD(電子制御式リミテッドスリップディファレンシャル)システムを統合するドリフト専用走行モードの「Nドリフトオプティマイザー」により、さらに強化されています。初めてドリフトに挑戦するドライバーにも特に配慮されており、あらゆるスキルレベルのドライバーがドリフト走行を楽しむことができます。

 IONIQ 5 N専用にチューニングされたe-LSDによって、電子制御ユニットがホイールセンサーからの入力をモニターし、特定のホイールがトルクを必要とするタイミングを正確に判断して車両全体のグリップを向上させます。つまり、サーキットでのコーナリングや高速走行、氷結や深雪などの悪条件の下でも、e-LSDはハンドリングを向上させます。IONIQ 5 N専用に設計されたe-LSDは、 内燃機関車と比較して反応速度の速いEVのトルク伝達を考慮し、より速いレスポンスと精度を実現しています。

 さらに、IONIQ 5 Nは、ドライブモードごとに最適化された「Nトルク配分」を採用しており、前後のホイールへのトルクレベルをドライバーが選択することができます。4輪のすべてに様々な比率でパワーを配分するために連動する「Nトルクディストリビューション」とe-LSDは、アリエプローグのような極端に低摩擦の条件でも、EV特有の瞬間的でシームレスなパワー伝達に素早く対応できるように特別に設計されています。

 Nブランドは、冬季テストに合わせて、IONIQ 5 Nのコーナリング特性をハイライトした「Hyundai N|IONIQ 5 N Teaser – Episode 1」を公開しました。この動画には、Hyundaiモータースポーツのi20 N WRC Rally 1カーとIONIQ 5 Nのドリフト対決が描かれています。舞台は、電動化時代へと一歩進化した、Nブランドの新時代の幕開けを象徴する日の出前のブルーアワーです。

 7月に予定されるIONIQ 5 Nのグローバルデビューに向けて、追加情報と詳細がリリースされます。

Hyundai(ヒョンデ)について

 1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
 Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
 
http://worldwide.hyundai.comまたは http://globalpr.hyundai.com

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000095868.html

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