不届きにも永代通りを逆走!?
ここで永代通りを西から東に向けて逆走する。すぐに門前仲町終点の降車バス停に到着する。なぜこのような大回りをするのかというと、門21系統の始発停留所は清澄通りにあるので路線を門前仲町周辺でループさせて、折り返しに手間取らずにバスを前進させるだけで始発停留所に付けるルートにしているからである。
よって永代通りを「逆走」するのは東大島駅前発・門前仲町行きのみであり、逆向きのバスは門前仲町を発車後すぐに葛西橋通りを右折して東に向かう。
丁寧に乗客を拾うルートの結果
ジグザグに走ったり、たまに目的地とは違う方向に走ったりするが、単独区間もあることから鉄道空白地帯を埋めた結果の路線ということもできるだろう。乗降の多い東陽町付近との連絡が主な目的のようにも見えるが、東陽町から先の門前仲町の区間は他の系統との重複が多く便数が少なくてもさほどの影響はないのだろう。
しかし時間はかかるものの、門21系統で門前仲町まで乗れば降車停留所のすぐ前から海01系統や門19系統が出ており、ほとんど歩かず1回乗り換えでビッグサイトや台場方面にアクセスできるのは便利だ。
ミステリー感を楽しもう!
路線が分かってしまえばどうということはないが、直進すべき場所で曲がったり、明後日の方向に走り出したりとミステリー感を味わうのにはなかなか楽しい路線だ。乗りバスには最適だが、通し運行の終バスは早いのでダイヤを確認してから乗りバスを楽しみたい。
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