■高山氏イチ押しカーナビ“RQ-A820PVF”
そして数あるポータブルナビの中から、今回高山氏イチ押しの商品がロードクエストの8インチ高精細(HD)16GBフルセグナビの“RQ-A820PVF”。実売価格2万9500円だ。
セールスポイントは、現在のトレンドである8インチの大画面を採用しているのに加えて、高精細のHDパネルを使用していること。そして、フルセグで地デジが見られるなどAV機能も充実。地図データはゼンリンを使用し、みちびきにもタイプしている。
ココまででも十分スゴイ商品なのだが、極めつけは渋滞情報を取れるオンデマンドVICSを搭載していることだ。実は、VICSを内蔵しているポータブルナビは少なく、実売価格約6万円のパナソニックのゴリラの最上級ナビが売れるのはVICSワイドが付いているのが理由なのだ。
VICS機能が付いているとなぜ良いのかというと、ルート探索で渋滞回避ルートが設定できることが大きな理由。ビーコンが付いていれば渋滞回避は可能だが、VICSワイドはタクシーがプローブカーとなり、その情報を集めて渋滞情報や回避する。
そしてオンデマンドVICSはもっと情報量が濃いので、レスポンスが良いのが特徴で、大雨などの災害があったときなどの対応が早く、情報の質が高いのだ。
この、“RQ-A820PVF”はオンデマンドVICSの取得を、5分、10分で情報をとるという設定がある。都市部では5分、郊外では10分とドライバーが選択することができ、常に最新の道路状況を把握できるのだ。さらに、ゼンリンの地図情報データは豊富で、地図データのスクロールなどの動作も速い。
これだけのハイスペックでポータブルナビの売れ筋の価格帯である3万円以下に抑えたことはもうアッパレ!といえるレベル。ディスプレイが7インチの“RQ-A179PVF”もあるが、こちらはHDパネルではないので、オススメはRQ-A820PVF”と太鼓判を押した。
■高山氏おすすめドライブレコーダー“VREC-DH300D”
続いては、ドライブレコーダー。
ドライブレコーダーは前だけ、前後2カメラ、360度カメラと様々なバリエーションがあるが、高山氏のオススメは前後2カメラだ。その理由はあおり運転が後方から行われるからだ。その証拠そして抑止力としては前後2カメラがマストアイテムなのだ。
オススメはパイオニアの2カメラドライブレコーダーユニット“VREC-DH300D”実売価格約2万5000円だ。これに取付工賃が発生する。国産車ならば2万円、輸入車ならば3万円が目安となる。
高山氏いわく、この“VREC-DH300D”はパイオニアとして、相当気合いの入ったモデルであるという。ドライブレコーダーの売れ筋である2万円台で2カメラというストライクゾーンの商品で、現在ドライブレコーダーに求められる画質、解像度、夜間の映像のキレイさ、駐車監視機能、スタービス(ソニー)がすべて入っている商品。
しかも取り付けたときの死角の少なさ。GPSのユニットも3インチの大きな画面にも関わらずコンパクトな筐体となっているのも高評価な点。
高山氏が最も評価しているのが、夜の画像。夜の画像の鮮明さは断トツで、暗い夜でもナンバーが読み取れるという。
また、オプション6600円で駐車管理ユニット(RD-DR001)はマストで装着してもらいたいとのこと。最近では、駐車場に停めていたときに悪戯されるケースが増えている。これはモノを盗まれるということでなく、傷つけられるケースが多いのだ。
そして、使用するSDカードはブランドと容量にこだわるべきとだと付け加えた。そこでお金をケチると、万が一の時に記録されていなかったということになるから。自分の身は自分で守る。そんな時代にドライブレコーダーは格安中古車でも装着すべきアイテムとなっているのだ。
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